⑨音ノ賜物 或は 音ノ砂漠

2018年10月26日 (金)

ラックを入れた

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新たにラックを入れた。部屋が暗いので明るいメープル色にした。説明書もなく、時間をかけ組み立てた。ボードを支えるのが片側2本の細い先端部分なので果たして25kgのオーディオ機器を支え切れるのか不安な部分もある。

オーディオ機器は見た目で選ぶ。



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2018年8月28日 (火)

はじめてのターンテーブル

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雨とうっとおしい高湿度の日が続いている中、はじめて中古ではない新品のターンテーブルを購入した。今様のターンテーブルからすると、とても古めかしい姿のベルト・ドライブ仕様。一見、LINNのLP12を思わせるデザインだが、LINNほど高価ではない。「まあ、値段相応の作りだな」と半日かけ組み立てながらつぶやいた。

アルミニウムプラッターに共振対策がなされ、トーンアームにはカーボン素材が使われている。インシュレーターの接続部分にさえゴムが使われ振動を考慮した作り。製作サイドはどうやってコストを抑え、振動を減衰し、レコードに刻まれた音をうまく伝えるかを考えた。
たぶん、最初に外観ありきで、工夫されたと推察する。

うーん、見た目のいい―高いとも言う―カートリッジが欲しくなった。



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2018年7月 5日 (木)

椅子の完成

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椅子を組み立てた。組み立ての接続部とその金具はうまく作られていた。最後のネジ留めでがたつきはなくなり、しっかりと繋がった。最後に蜜蝋を木に塗った。

クッションの材質が布なので、夏場は向かない。背もたれが低いので眠るのにも向かない。この向かないふたつを乗り越えられれば長く使える。



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2018年6月27日 (水)

椅子が届いた

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ドイツから椅子が届いた。椅子そのものはデンマーク製である。近頃、デンマークのヴィンテージ家具に興味が向いている。きちんとした木を使い、見た目もいい。

送料を安くして!と売り手に問うたら、半分にしてくれた。届いた箱をあけたら配送料が半分になる仕組みがあった。椅子はパーツに解体されていた。解体することができ、再び組み立てられることは合理的だし、配送を考えればこれでいい。ただ、うまく組み立てができるかどうか、やってみないとわからない。

いい椅子に座り、気持ちよく音楽を聴きたいがための椅子である。


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2018年6月13日 (水)

違いがわからない

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これまで、充分満足して聴いていたドイツT社PB70だが新たに聴きはじめた同社L250が年代の新しさからか、高域用ツィーターが二つ入っているせいか、それともモダンなデザインの印象からか、とても新鮮な音に聴こえた。ここ一週間ほど聴いたところ、手許に残すのはやはりL250かと思わせた。技術的なことで言えば、二つあるツィーターはカバーに覆われ、交互に角度が15°ほどつけられている。縦置きにすれば上下、横置きにすれば左右に音が広がる。

以前使っていたワーフェデールはホールで聴くような自然な音づくりを目指していた。キャビネットの板の中に空間を作り、そこへ砂を入れていた。サンド入りスピーカー!ワーフェデールの初期製品では大きなアルニコを持つツィーターを真上向きに取り付けていた。そのスピーカーで聴く声楽が素晴らしかった。

L250に話は戻る。内部を確認したところ吸音材が違っていた。たぶん、購入者はペアで求めただろうから、これは工場の製造段階に原因がある。「おーい、グラスウールが無くなったよ」なのか、「このロットから変更するわ」、「音を考えたら絶対これでしょ・・」なのか、思案は巡る。実際に聞くと違いは・・・わからない。そんな耳を持っている。


そんなこんなで愉しんでいます。


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2018年2月26日 (月)

オーバル型

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ドイツから、たぶん1950年代頃に作られたヴィンテージユニットが届いた。大きさ10×7インチのオーバル型(楕円)のフルレジでアルニコのマグネットを持つ。使われた形跡がなさそうなきれいな状態。コーン紙は薄く、ユニットのアルミも同じく薄い。

コーン紙が軽く薄い作りからか反応が良く、とりわけボーカルがいい。ハスキーで微妙な色気さえ感じさせる。現代の優等生でお利巧なスピーカーからは聞けない雑味のようなものが魅力になっている。

箱に入れて聴いてみたくなった。




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2018年2月 7日 (水)

あんなチャチなもの・・

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先だって読んだ『ギリシャ人の物語Ⅲ 新しき力』(塩野七生・新潮社2017年12月刊)の新しき力とは紀元前3世紀にギリシャから中近東、エジプトへ遠征したマケドニアの王アレクサンダーを指す。20歳にして王になり33歳直前にして亡くなるアレクサンダーは12年間故郷に戻ることなく遠征し、自軍より遙かに規模の大きなペルシャ軍と戦った。時のペルシャ王はダリウス。そのダリウスが紀元前331年のガウガメラの戦いで出してきたのが“鎌つき戦車”と“象”だった。アレクサンダー軍が5万に対しペルシャ側は25万とギリシャ軍は兵士の数では圧倒的に不利だった。

ペルシャ軍の“鎌つき戦車”とは馬二頭に馬車を引かせ、二人の兵士が乗る。その馬車の両側の大車輪に長さ1メートルほどもある鋭利な鎌が7本も取り付けらている。その鎌で突進し、敵兵をなぎ倒そうというペルシャ側の魂胆であったが・・・。

この下りで著者・塩野が触れたのが映画<ベン・ハー>の競技会に出てくる戦車。主人公(チャールトン・ヘストン)のライバルが乗る戦車車輪にはドリル状の棒が付いており、このドリルで相手の車輪を破壊しようとするものだった。この戦車を指して塩野は「(ペルシャ戦の)実際の戦闘で使われたのはあんな―ベン・ハーのような―チャチなものではない」とした。ベン・ハーの時代設定(キリストが出てくるので紀元がはじまったばかり)を遡ること3百数十年前に鎌つき戦車を出してきたペルシャ軍もペルシャ軍だがそれを破ってしまうアレクサンダーという若き王は後の世の人々に大王とさえ言われることになる。

そのチャチな戦車をジャケットに使った『ベン・ハー』のレコード(1977年録音)がドイツから届いた。『ベン・ハー』の音楽を書いたミクロス・ローザ(ギリシャ人)自身がナショナル・フィルを指揮をしている。Phase4という録音方式で実は音がいい。書かれた音楽は映画にふさわしいく壮大で決してチャチなものではない。


 

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2018年1月29日 (月)

今様フルレンジ

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端子に錆びがあったが現代で作られたフルレンジだという。茶色のサブコーンが印象的で、しかも蝶ダンパー、アルニコマグネットでもある。ヴィンテージとどう違う音が出てくるのか・・・。まず、裸で聴いてみることにした。


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2018年1月 6日 (土)

ゴシック建築のような・・

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USB入力を持たないSACDが聴けるデジタルデスクプレーヤーを導入した。頑丈な作りで振動や遮断を考慮したのだろう重量が20㎏ほどもある。価格は中級機ほどではない。

鮮度のいい生き生きとした音。立体感も感じられるが少々硬い。ゴシック建築のようなプレーヤーである。

やっとSACDをSACDとして聴くことができた。CDと比べると音の空間が広くなり余裕が出て、より自然な音になった。溜まったSACDが実は山のようにある。



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2017年11月10日 (金)

ラック

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重く頑丈で品質もしっかりしたオーディオラックを入れた。板を抱えて階段を上り、総重量55キロのラックを組み立てた。ラックの下にキャスターを入れ、ケーブルの結線もラクにできるようにした。

今まで漆塗りの長いテーブルを使っていたのだがやはり用途が合っていなかった。これで見た目も、音も気分よく音楽に浸れることができる。

結構な値段のこのオーディオラック、日本のメーカーのものだが底板の裏にベトナム製とあった。会社は存続と利益を考え人件費を抑え海外に工場を置き、それに応えた技術者たちがいたのだろう。ラックの仕上がりはいい。


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