② 見て聴いて読む!
2020年1月21日 (火)
2019年1月 2日 (水)
2018年11月19日 (月)
雨と強い風で・・
朝から雨と強い風で悪天候になったので今日は冬支度を休み、休日にした。そこで映画である。選んだ映画は予告が全く面白くなかった『ボヘミアン・ラプソデイ』。
映画としての踏み込み、描き方は幾分弱いがフレディの軌跡を描いた映画に仕上がっている。それだけ現実のフレディの曲の数々が苦悩、愛を歌い勝っていたのだろう。映画の最後、スタジアムでのフレディを中心としたクィーンのステージはまさしく圧巻である。
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2018年9月 7日 (金)
2018年9月 3日 (月)
星夜航行
飯嶋和一の『星夜航行』(新潮社)をようやく読み終えた。上下巻共600ページ近いボリューム、しかも夥しい数の人名、地名が出てくる。覚えづらい朝鮮と中国の武将たちまで登場するためページを遡り、人名のルビを何度も探すことになる。それさえ乗り越えれば読み応えは充分、主人公沢瀬甚五郎の波乱な人生に引き込まれる。
時代は16世紀の終り、秀吉が朝鮮出兵(1592~93年文禄の役、1597~98年慶長の役)とその前後を描く。沢瀬甚五郎は岡崎城主徳川三郎信康の小姓。信康は武田勝頼との密約を疑われ、謀反を恐れた家康より処分される。甚五郎は隙を見て逃げ僧になって国許を去り、九州で船商いに携わり、琉球、台湾、呂宋島マニラにまで行くことになる。そして、この物語の本舞台は天下を治めた秀吉の朝鮮出兵がどのようなものだったかを教えてくれる。明朝をそして世界までも侵略、支配したいと望む秀吉の無謀、小西行長や黒田長政など朝鮮へ出兵し、最前線で戦った武将たちのたくらみや思惑もあり、戦争はますます泥沼化する。
著者、飯島の筆致はとても丹念、登場人物の出自と来歴を語り、戦場となった城の攻防まで読んでいて目に見えるかのよう。どこまでも具体的である。そして、人物の内面に敢えて深く踏み込まず、出来事へ対する各自の行動を積み重ね、事象から時代を俯瞰する。
この小説を読んではじめて、秀吉の朝鮮出兵がどういうものだったか、その愚行を痛感させられた。
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2018年6月 3日 (日)
やはり、気になったので・・
やはり、気になったので昨日、先行上映で是枝監督の映画『万引き家族』を見た。
お父さんは工事現場の日雇いへ、お母さんはクリーニング工場へ、娘はミラーガラスの前で胸や体を見せるアルバイト、少年と幼女は万引きで家計を助ける。都会の片隅で、いつのまにか一緒に生活してしまっている疑似家族。おばあちゃんが銀行で引き落とす年金は二ヶ月で12万円に満たない。
父と子はカップラーメンにコロッケをつけて食べ、家族はジュースやビールの嗜好品は充分に飲み、時に一家揃って夕飯には鍋もする。
是枝監督の社会への関心、そんな人たちへの視線が良かったのだろう。寄り添うというよりは共感だろうか。脚本、編集も監督自らがやるので、それだけ見る物へ伝わる。以前より大上段はやらない監督である。演出として役者や子どもへの演技への持って行き方が、とても自然。ただ自然でも伝わらないから自然以上なのだろう。感心してしまう。最後の雪さえ、映画の味方につけている。
安藤サクラが凄い。少年も並みの子役ではない、目に光がある。
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2018年5月25日 (金)
日曜の午後6時30分・・
子どもの頃のこと、日曜の午後6時30分、『シャボン玉ホリデー』というバラエティ番組があった。アメリカのテレビ番組のようなスタイルで歌、踊り、コントが盛り込まれた番組だった。そんな番組の最後、ふたごのデュエット歌手、ザ・ピーナッツがJAZZの名曲『スターダスト』を歌いはじめる。歌の間奏、ふたりの間へハナ肇(クレージーキャッツのリーダー)が入り、的外れなことを言う。すると、すかさずザ・ピーナッツふたりからハナのお腹あたりへ肘鉄が入り、ハナは目をまるくして去る。ザ・ピーナッツは何事もなかったように『スターダスト』の続きを歌い、番組は終わる。毎回終りはこのパターン。植木等の「お呼びでない、こりゃまた失礼いたしした!」もこの番組から生まれた。
そのザ・ピーナッツが歌った選りすぐりの曲がLPレコード『THE PEANUTS The FistDecade1959~1967』としてS社からこの5月に発売された。ふたりの歌声があまりにすばらしいので、毎夜聴くことになった。『恋のバカンス』、『ウナ・セラ・ディ東京』、『銀色の道』といった記憶に残っている曲もいいが、最初の『可愛い花』、『情熱の花』はモノラルのエネルギーが歌声とサックスに感じられる。
毎夜聴くとアルコールが入る夜もある。A面からB面へのかけ替え、両手の平でクルリとレコードを返すのだがこのレコード、180gもあり重い、2度床へ転がることになった。慌てて拾い上げると盤面に大きくスレができ、「やってもうた」と思わず口にした。気分はシャボン玉ホリデーからショボン玉ホリデーに・・・。
そこで、もう1枚、同じレコードを注文したところである。それほど今回のレコード、ザ・ピーナッツの歌声、時代の音がいい。
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2018年1月31日 (水)
2018年1月13日 (土)
ギリシャ人の物語Ⅲ
古代ギリシャでアテネ、スパルタ、テーベといった都市国家が輝き、覇権を争い、やがてその力を失いつつあった2300年前、ギリシャの中心から外れた北に位置するマケドニアにアレクサンダーが王の子として誕生した。世襲ではなく認められて父に続きマケドニアの王となったアレクサンダーはギリシャを治めるや、20歳にして中近東への東征をスタート、ペルシャとの合戦に次々に勝利していく。若きアレクサンダーのスピードと行動力、合戦が具体的で面白い!33歳を目前にして亡くなるまでのアレクサンダーの軌跡を描く。
なぜ、アレクサンダーは大王とまで言われるのか?塩野はこの『ギリシャ人の物語Ⅲ 新しき力』(2017年12月刊、新潮社)でアレクサンダーという類まれな若き王を描き、ギリシャ人物語シリーズの掉尾を飾るにふさわしい作品とした。『ローマ人の物語』のユリウス・カエサル同様、塩野は才能に溢れ、決断力のあるいい男が好きである。
ヨーロッパ、特にイタリア周辺を旅行するものにとって塩野作品を読んでいるかいないかでその魅力は天と地ほども違う。
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2017年12月28日 (木)
J・ディーヴァー『スティール・キス』
J・ディーヴァー『スティール・キス』(文藝春秋刊)を読んだ。ライム・シリーズも12作目だという。事故で重度の障害を持ち車椅子に乗りながら犯罪現場に残された微細な残留物から科学捜査を行うもと警察官のリンカーン・ライム。
今作では刑事事件から離れ、民事訴訟に取り組むリンカーン・ライムだったがニューヨーク市警刑事アメリア・サックスが追う連続殺人犯の事件とやがて絡んでいく。新たにジュリエット・アーチャーというこちらも障害者の女性が捜査に加わる。
J・ディーヴァーという作家は題材となる素材―今回はエスカレーターという機械、ネット操作という恐怖、アメリカの訴訟社会―への興味の持ち方、その使い方が巧み。加えて、登場人物の視点、転換、反転とストーリーテリングがうまい。鬼に金棒!?終盤の展開に「こーくるかあ!」と感心してしまった。
2日で読んでしまった。池田真紀子の翻訳はいつもながら読みやすくていい。
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より以前の記事一覧
- SACDで聴きたくて・・ 2017.12.25
- そういえば・・ブレードランナー 2017.11.20
- 読書がはかどらない 2017.11.14
- AUTUMN 2017.10.05
- 気温が下がり・・ 2017.08.30
- 潔い 2017.07.25
- 『羆撃ち』 2017.05.01
- 自伝 2017.04.15
- ラ・ラ・ランド 魅力の場所 2017.04.05
- 証人喚問 2017.03.23
- カルテットが終わる 2017.03.22
- 商売 2017.03.14
- ギリシャ人の物語Ⅱ 2017.03.12
- カンテ! 2017.02.23
- この世界の・・ 2017.01.22
- 聴きはじめは・・ 2017.01.07
- White Christmas 2016.12.24
- ヘニング・マンケル『流砂』 2016.12.17
- LIVE AT WEMBLEY 2016.11.27
- ジェイソン・ボーン 2016.10.11
- すすき野には・・・ 2016.09.29
- グレイマン 2016.09.13
- 読書の再開 2016.08.29
- テレサ10 2016.08.27
- 電線の国のゴジラ 2016.08.19
- 時をかける少女 2016.07.22
- 最後に甘い 2016.07.18
- 昔、嫌いだったもの 2016.07.14
- ドイツから 2016.07.12
- 午前中、時間があると 2016.05.30
- 自伝 2016.05.06
- バラカ 2016.05.04
- ディカプリオの白い息 2016.04.30
- ロゴスの市 2016.04.19
- あやしい彼女 2016.04.13
- ミレニアム4 2016.04.03
- 図書館という失敗 2016.03.30
- 引っ越し屋さん 2016.03.23
- 『ギリシア人の物語』 2016.03.12
- ダウントン・アビー4 2016.01.17
- 素顔 2016.01.13
- 火花 2016.01.06
- インドクリスタル 2016.01.03
- J・ディーヴァー『スキン・コレクター』 2015.12.29
- 007 スペクター 2015.12.12
- 天国でまた・・・ 2015.11.23
- 『黒衣の刺客』 2015.11.03
- 講義の夜 2015.10.25
- マイ・インターン 2015.10.20
- 爆弾低気圧の夜 2015.10.03
- ヒロインの木登り好き 2015.09.30
- 試聴会うどん 2015.08.31
- 試聴会 2015.08.29
- アーナルヂュル・インドリダソン著『声』 2015.08.25
- キャステイングに自信? 2015.07.21
- ダ、ダッダッダ、ダ、ダン! 2015.07.17
- 卵が4個 2015.07.12
- 今なお不良 2015.07.08
- 額に入れる 2015.07.07
- 講座へゆく 2015.07.06
- わたしが一番きれいだったとき 2015.07.03
- メロディ・ガルドーの新たな・・ 2015.06.24
- ホジュン 2015.06.10
- 20日に届く 2015.05.22
- 図書館の本 2015.05.17
- テリー・ヘイズ『ピルグリム』 2015.05.14
- ミステリー 2015.04.30
- J・アーチャー『裁きの鐘は』 2015.04.15
- J・ディーヴァー『限界点』 2015.04.08
- 髙田郁『あい』 2015.04.06
- 狗賓童子の島 2015.03.26
- アメリカン・スナイパー 2015.03.05
- 手袋を買いに 2015.03.04
- コンシェルジュ 2015.02.17
- 天気も良くないので 2015.01.31
- ダウントン・アビー2 2015.01.26
- ルネサンスの美女 2015.01.21
- 特捜部Q 第4弾! 2015.01.14
- その女アレックス 2015.01.09
- ゴーストマン・時限紙幣 2014.12.18
- ゴーン・ガール 2014.12.14
- 祭日は・・ 2014.11.24
- ヒジオールの紅葉 2014.10.23
- 破門 2014.10.12
- 星つながり 2014.10.10
- シッソ、ノッ葉 2014.07.17
- 破獄 2014.07.07
- ジャケットは飛行場 2014.07.03
- サリナ・ジョーンズの尾崎豊 2014.06.29
- 55歳からの・・・ 2014.06.22
- 詳細な覚書を基にトマス・ディンスレーによって復元されたジョージ・バブコットの間違いの多い哀悼曲 2014.06.13
- ディズニーの力 2014.05.24
- 百花・・、そして繚乱 2014.05.20
- 再び・・ 2014.04.18
- 新訳 2014.04.09
- Nat King Cole 2014.03.31
- ホビット 2014.03.05
- こないだ・・ 2014.02.21
- すり鉢が届く 2014.02.05
- 作家の顔 2014.02.04
- ある判明 2014.02.01
- ガタカ? 2014.01.18
- ブルックナー 交響曲第7番 2014.01.09
- カエサルがいたように 2014.01.07
- とっぴんぱらり 2013.12.29
- 海賊の事情 2013.12.19
- ゼロ・グラビティ 2013.12.17
- 利休に・・ 2013.12.13
- アーヨの四季 2013.12.08
- アラウで皇帝 2013.12.04
- 女子ジャズを聴く 2013.11.06
- AUTUMN 2013.10.27
- J・アーチャーという作家 2013.10.21
- グリッグス氏の本 2013.10.17
- 工作はへた 2013.10.11
- 台 2013.10.07
- はちみつワックス 2013.10.03
- そして父になる 2013.10.01
- カラヴァッジョの旅 2013.09.29
- ひっそりと静かに 2013.09.20
- 家路 2013.09.06
- メロメロの季節へ 2013.09.03
- 四半世紀 2013.08.26
- 風立ちぬ 2013.08.21
- Womanを見ている 2013.08.02
- 緑衣の女 2013.07.25
- 七夕の夜に 2013.07.19
- ブリッグス氏のレンガ入り 2013.07.08
- ふるさと 2013.06.23
- ハーンの異音 2013.06.21
- 遍歴について 2013.06.17
- The way wy were 2013.06.07
- イップマンの美しい妻 2013.06.04
- ハコ 2013.05.21
- 吐く男 2013.05.06
- クヌギ妙子 2013.05.01
- 間違い 2013.04.09
- OUT TO LUNCH 2013.04.03
- 春の豆 2013.04.02
- 春へ 2013.03.24
- シェリングのバッハ無伴奏 55年もの 2013.03.13
- PPM 2013.03.09
- 等伯とデザイン 2013.03.02
- 等伯 2013.03.01
- 歓喜の仔 2013.02.20
- 警察小説 2013.02.13
- 別居ノススメ 2013.02.09
- 人生という名の旅 2013.02.07
- 『冷血』 2013.01.29
- 底になにがあるのか・・ 2013.01.27
- 瑛太の耳 2013.01.25
- 青いケーブル 2013.01.22
- 『夢をみた』 2013.01.10
- 管弦楽組曲 2013.01.05
- レ・ミゼラブル 2012.12.23
- O氏の講義 2012.12.14
- 40周年 2012.11.30
- のぼうの城 2012.11.16
- 百田尚樹『影法師』 2012.11.14
- ジュピター 2012.11.09
- 勇気百倍 2012.10.14
- 是枝ドラマ 2012.10.10
- 寒くて 2012.10.08
- 光圀伝 2012.10.05
- 劣化 2012.09.28
- 重箱が届く 2012.09.23
- 映画<天地明察> 2012.09.19
- るろうに? 2012.08.31
- 獣の奏者 2012.08.18
- ミステリという案内書 2012.08.08
- 音楽評論家 2012.07.31
- 執事の休暇 2012.07.30
- 山吹の色 2012.07.22
- ディーヴァーの罠だらけ 2012.07.17
- フリッチャイの7番 2012.07.14
- ドイツから 2012.06.07
- 城とピアノとさえずりと 2012.05.11
- ボローニャより 2012.04.25
- マルツィ 2012.04.24
- シェリングのバッハ無伴奏 55年もの 2012.04.22
- 犯罪 2012.04.09
- 繋ぐ 2012.03.31
- エージェント6 2012.03.22
- 二流小説家 2012.03.16
- 似てる 2012.03.12
- 蜩(ひぐらし) 2012.03.10
- 蝉はまだ雪の下 2012.03.04
- そして、『ミレニアム3』 2012.03.02
- ミレニアム2 2012.02.22
- 吹き飛ばせ 2012.02.15
- <ミレニアム>と<ドラゴン・タトゥーの女> 2012.02.14
- <ミレニアム>を読むまで 2012.02.13
- 最後から・・ 2012.02.10
- 冬眠もしないで 2012.02.08
- ドイツから・・ 2012.01.31
- ノミネート 2012.01.26
- Sayaka no violin 2012.01.14
- 新ブランドのご案内 2012.01.10
- 季刊の雑誌 2011.12.14
- シベリウスの風景 2011.12.11
- Superstar 2011.12.09
- ツリー・オブ・ライフ 2011.12.05
- 音のバナナ 2011.12.04
- 談春の汗 2011.11.20
- クライバーのブラームス 2011.11.16
- kabutofon? 2011.10.25
- 悲しみの豊かさ 2011.10.05
- 音ヒーター 2011.09.28
- ビルスマの得 2011.09.14
- あと1枚 2011.09.11
- 上巻と下巻の間 2011.09.05
- それでも、生きてゆく 2011.09.03
- セミ合唱付き 2011.08.26
- ジェノサイド 2011.08.24
- 百年ノ文庫 2011.08.14
- 肉屋のコロッケ 2011.08.02
- 紫陽花の夏 2011.07.25
- 映画<八日目の蝉> 2011.05.03
- パンダの思い出 2011.04.18
- カナシミノクスリ 2011.04.04
- コミカル・ホリウチ 2011.03.17
- 木内昇の新選組 2011.03.07
- 小包みが届く 2011.02.11
- き・こ・と・わ 2011.02.07
- 漂砂のうたう 2011.01.29
- 桜庭八犬伝 2011.01.24
- スコット家の兄弟 2011.01.22
- 謹賀新年 その2 2011.01.02
- 役所の顔 2010.12.22
- 流星群 2010.12.15
- 12月8日という日 2010.12.09
- なつかしい未来 2010.12.02
- ツリーハウス 2010.11.28
- ロードサイド・クロス 2010.11.19
- 溺れるサカナ 2010.11.16
- 手こずる 2010.11.09
- シェルブール傘店 2010.10.30
- バベル書店 2010.10.26
- ヒラリはん 2010.10.19
- 悪人 2010.10.09
- 長くしなやかな腕 2010.10.07
- さらば銀ノ山温泉 2010.10.04
- 旅と文庫本 2010.09.08
- ネズミ男なんて 2010.08.28
- 銀二貫 2010.08.24
- オノフリのバロック・ヴァイオリン 2010.08.17
- 夏の読書 2010.08.05
- 借りぐらし 2010.07.21
- 雨のせい 2010.07.17
- 映画『告白』 2010.07.03
- 小暮写眞館 2010.06.25
- 壹岐正が見た風景 2010.06.06
- Mother 2010.06.04
- 続・カッコウ 2010.05.28
- アヴェ・マリア 2010.05.26
- あの角を曲がる 2010.05.16
- グリーン・ゾーン 2010.05.15
- 犬の力 2010.05.10
- カフェ・ツィマーマン 2010.05.02
- 『かのこちゃんとマドレーヌ婦人』或いは茶柱について 2010.04.24
- リッピの頭の中は・・・ 2010.04.19
- 『八日目の蝉』を再読する 2010.04.13
- スポーツは苦手 2010.04.02
- 外はまだ寒い 2010.03.30
- ハルモニア・ムンディ 2010.03.24
- 雲南の河のほとり 2010.03.19
- 淡々と 2010.03.13
- 追いつこう 2010.03.07
- 吹く風は冷たい 2010.03.05
- 肖像画 2010.03.04
- 『臀』 2010.02.17
- 開会式 2010.02.13
- 熾烈なバトル 2010.02.12
- インビクタス 2010.02.11
- スペンサーとホーク 2010.02.10
- ルンバ♪ 2010.02.08
- 不毛地帯 2010.01.29
- 食堂かたつむり 2010.01.27
- オット 2010.01.08
- 雲飛び馬走る 2010.01.06
- アバター 2009.12.26
- 空飛ぶ家 2009.12.13
- 映画『・・』 2009.11.21
- グリモーのバッハ 2009.11.01
- 臨時増刊号 2009.10.24
- 私の中のあなた 2009.10.10
- 坂の上の雲 2009.10.03
- メロディ効果 2009.09.18
- ごきげんな 2009.09.12
- ええい、もどかしい! 2009.09.04
- メイ・ヨーク アドリア海を泳ぐ 2009.08.17
- 夏は読書 2009.08.12
- ゴーギャンのように 2009.07.22
- 木の葉は緑 2009.07.12
- 半七 2009.07.11
- 八朔の雪 2009.07.09
- 怖いが見たい 2009.06.27
- 朗読者 2009.06.21
- It's only a paper moon 2009.06.18
- 河村尚子のショパン 2009.06.16
- ハゲタカ 2009.06.14
- 1Q84 2009.06.12
- ルイサダのピアノを聴く 2009.06.11
- グルグル 2009.06.07
- 海辺的卡夫卡 2009.05.30
- pure acoustic 2009.05.27
- 談志という落語家 2009.05.17
- フランソワ 2009.05.04
- グラン・トリノ 2009.04.26
- 旅について 2009.03.26
- 証言・FかKか 2009.02.25
- ベンジャミン・バトン 2009.02.21
- 告白 2009.02.10
- 百年小説 2009.02.05
- 『タイタニック』から11年 2009.01.28
- スープ 2009.01.23
- ワールド・オブ・ライズ 2009.01.06
- ムター 15歳 2008.12.26
- ウォーリー 2008.12.09
- ICHI 2008.11.01
- 視線の先 2008.10.30
- 須賀敦子が愛したもの 2008.10.09
- 出星前夜 2008.09.23
- 空映る 2008.09.22
- おくりびと 2008.09.15
- もれなくもらえる 2008.08.31
- 夜空のむこう 2008.08.09
- うなぎ階段 卵焼き篇 2008.08.07
- 怖い絵2 2008.07.29
- 幸せな遭遇 2008.07.26
- ゆり 2008.07.16
- イン・マイ・ポケット 2008.07.07
- ゼア・ウィル・ビー・ブラッド 2008.07.04
- 盆踊りのこの国で 2008.06.20
- いく時代かがありまして・・・ 2008.06.17
- 夕方の月 2008.06.12
- <フィクサー>を観た 2008.06.09
- <山のあなた 徳市の恋>を観た 2008.06.02
- フェルメール『デルフトの眺望』 2008.05.26
- <有元利夫展>を観た 2008.05.25
- 映画<ノー・カントリー>を観た 2008.05.15
- <SUN>という名の写真集 2008.05.13
- 映画<山 桜>を観た 2008.05.09
- <ルネサンスとは何であったのか>を読む 2008.05.03
- 雨と音楽のシアワセな関係 2008.04.25
- 映画<大いなる陰謀>を見た 2008.04.23
- <ゴールデンスランバー>を読む 2008.04.17
- <菜種晴れ>を読む 2008.03.31
- <マイ・ブルーベリー・ナイツ>を観た 2008.03.28
- <富士日記>を読み終える 2008.03.12
- 雪の名残り 2008.03.08
- 雲も春めく 2008.03.07
- <富士日記>を読んだ 2008.03.05
- 桜庭一樹<私の男>を読んだ 2008.02.29
- <TUGUMI>を読んだ 2008.02.25
- ガラスのCD・・・! 2008.02.20
- エリザベスのカツラ 2008.02.18
- マイ・ファニー・バレンタインの色 2008.02.14
- 今月は桜庭一樹読書スイシン月間です! 2008.02.06
- 午後5時21分 映画の帰り 2008.02.04
- ユーミン・フィルムズのこと 2008.01.05
- ドラマ<SP>を見た 2007.12.27
- 映画<椿三十郎>を見た 2007.12.17
- 映画<ボーン・アルティメイタム>を見た 2007.11.11
- <なめとこ山の熊>を聞いた夜 2007.11.06
- マット・デイモンの老眼鏡 あるいはボトルシップの苦い味 2007.10.21
- うさぎおいしミス・ポター 2007.09.23
- 朽ちゆく葉 2007.09.11
- イナカーナで口笛を吹いてみる 2007.05.30
- <ロッキー・ザ・ファイナル>における階段の考察 2007.04.28
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