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2017年12月16日 (土)

同窓会の翌朝 同窓会篇③

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ホテル10階の窓から夜が明けてゆく東ノ都を眺めた。この朝、7時前に事故があった。ニュース速報があり山ノ手線の電車が止まった。この日が平日で、通勤客だったら困ったことだったろう。

さて、前夜の同窓会。様変わりした駅とその周辺の位置がつかめず、同窓会会場まで本来ならホテルから歩いて15分もあれば行けたのに1時間もかかってしまう。最後にはhachi公のいる交差点の交番で場所を教えてもらった。土曜夜の街はたいへんな人出で、有名なスクランブル交差点ではスマホを頭上にかざし撮影する外国人とすれ違った。

「もう、勤めていたあの頃の街じゃないな」とつぶやきながら、たどり着いた店は交差点からほんのすぐ先のビルにあった。古い階段を上り三階のドアを開けると、すでに若者が数人おり、店の事情を知らないわたしは「今日はよろしくお願いします」と目の前の若い女性に頭を下げた。すると女性客はクスッと微笑んだ。同窓会メンバーがオーナーの店は壁とテーブルだけのモダンな作りで日本酒を売りものとし料理やつまみは持ち込む仕組み。オーナーはわたしに「何なら椅子を持ち込んでも構わない」と言った。店内には静かなJAZZが流れていたがビル・エヴァンスやキース・ジャレットはたぶん合わない。

店の奥、カウンターに場所を取り、やがてやってきた同窓会メンバーと挨拶をし、会費をもらい、しおりとおみやげを渡した。定時になりビールで乾杯。「いやー、久しぶり、元気?」と月並みな言葉を枕詞に・・・・2時間半で同窓会は終わった。りっぱな木のカウンターのおかげて立ちっぱなしだったがなんとか持ちこたえた。2次会のセンター街へ会場を移すとそこも若者だらけで、イナカーナからやってきた還暦人は圧倒されるのだった。

そんな同窓会の翌朝、部屋備え付きの自動洗濯機で洗ったクツシタや下着の乾き具合を確かめながら、ホテル10階の窓から夜が明けてゆく東ノ都を眺めた。ベランダに出ると寒くて肩がすぼまった。


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