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2017年3月12日 (日)

ギリシャ人の物語Ⅱ

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塩野七生・著『ギリシャ人の物語Ⅱ 民主政の成熟と崩壊』(2017年1月刊 新潮社)を読んだ。

同シリーズ『ギリシャ人の物語Ⅰ 民主制のはじまり』(2015年12月刊)ではギリシャの各都市国家ポリスの成り立ちと政体の違いを、そして柱はアテネ、スパルタをはじめとしたギリシャ連合軍がペルシャ帝国とどのように戦い勝利したかという紀元前491年からはじまるペリシャ戦役を描いた。

『ギリシャ人の物語Ⅱ 民主政の成熟と崩壊』はタイトルが示すように都市国家アテネの興隆を同じく都市国家でありライバルのスパルタを絡めて描く。この時代、アテネは政治家にしても文化にしてもまさしく成熟期となり、あのパルテノン神殿が紀元前438年に完成する。哲学者で言えばソクラテス、ギリシャ悲劇ではアイスキュロス、ソポクレス、エウリピデス、喜劇のアリストパネスという世界史に出てくる人満載の時代。

そのアテネでのペリクレス時代とその後にくる衆愚政治の時代を読むと、果たして現代に進歩はあった?とさえ思えてくる。

著者のスパルタへのこき下ろし方に何度も笑ってしまった。


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