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2016年8月29日 (月)

読書の再開

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読書をようやく再開した。『あきない世傳 金と銀二』(髙田郁・著 角川春樹事務所)は広告を見てすぐに買いに走った。この作者は『みおつくし料理帖』が初めだったが、どの作品も時代という制約の下で懸命に生きる女性を描く。

今回の『あきない世傳』は呉服屋が舞台。女衆として奉公に入った幸が阿保ぼんの三代目に嫁ぎ、次第に<あきない>に関わっていく。情報が少なく、また世間も狭い時代、世の流行りや仕事の基本は自ら気づき、考え、自分のものにしていかなければならない。ましてや、幸は女である。その制約はいくらでもある。

そういえば、昔『細うで繁盛記』(古いネ)というテレビドラマがあった。駄目な旦那や意地の悪い小姑、乗り越える難儀が険しいほどヒロインは強くなる仕組み。パターンのひとつ。

<あきない>とはどういうものなのかを作者・髙田は幸を通して教えてくれる。つまり、勉強になるのである。





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