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2016年5月 6日 (金)

自伝

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立川談志『立川談志自伝 狂気ありて』(2012年刊、亜紀書房)を読んだ。談志の自伝らしく、自伝というよりは“勝手きまま伝”である。内容の多くが交友のあった芸人や友人知己のことであり、得意な小噺やジョークである。談志は個性が強い。その時の気分で辛辣な物言いや本音を言うから叩かれる。しかし、こと落語に限って言えば稀有の才能を持っていた。

談志の噺は2度、聞く機会があった。すでに体調次第で噺ができないかもという時期だったが会の前半は小噺で客席を唸らせ、後半、なんとか一席できた。それがすばらしく、噺で江戸の情景が浮かんだ。

もし、談志が立ち上げた立川流落語がこれからも何百年も続いたら談志が流派開祖となる。能なら世阿弥、お茶なら利休。そうなったら、あの世で談志は「ケッ」とか「カカカッ」と笑うだろうが・・・ネ。





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