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2015年10月 3日 (土)

爆弾低気圧の夜

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爆弾低気圧が接近した夜、<ウィリアムス浩子 One Night JAZZ>コンサートへ出かけた。なにせ、彼女のCDを5枚持っていたので、これは聴きにいかなくてはならない。

この晩の編成はサックス、ボーカル、ギターのシンプルなもの。近作のアルバム<MY ROOM side2>から今月発売になる<MY ROOM side3>の編成がそのままコンサートに受け継がれた形になった。ボーカルとアコーステックギターで息を合わせた、しっとりとした演奏もいいが、サックスが加わることでJAZZとしてのボリューム感が増す。

『Quiet Night Of Quiet Stars(Corcovado) 』
から『My Favorite Things 』というように、二曲続けて歌い演奏される流れが何度かあり、その構成とても魅力的だった。また、『スカイラーク/Skylark』を歌う前に同曲作曲者ホーギー・カーマイケルの代表作『スターダト/Stardust』を紹介しながら、つい「歌ちゃおうかな」とフルコーラスを歌い切った。最後に歌詞に詰まったのも、ご愛嬌。

ウィリアムス浩子はすべての歌(曲)に真摯な姿勢で歌う。CDだけを聴いていると中音から高音が印象的な歌声だが、生で聴く歌声には加えて力強さも感じられた。進行と共に、歌への集中力は増し、興に乗る。サックス(ソプラノ、アルト)の名雪祥代、アコーステックギターの馬場孝喜、ともにすばらしい。特に馬場のテクニック、臨機応変なアドリブに頬(もちろん、わたしの)が緩んだ。

彼女の(亡くなった)父親は写真家でオーディオでクラシック音楽をよく聴いていたとのこと。父はまさか自分(浩子)がJAZZ歌手になるとは思っていなかっただろうともあった。

ウィリアムス浩子は世界のスタンダードナンバーを歌っていきたいと言う。そう、アルバム<タイム・フォー・バラッズ / a time for Ballads >の1曲目に入っている『モナ・リサ』を聴いてみるといい。ナット・キング・コールにさえ聴かせたい、至福の『モナ・リサ』である。


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