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2015年8月25日 (火)

アーナルヂュル・インドリダソン著『声』

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アーナルデュル・インドリダソンの小説『声』(2015年7月刊)を図書館で見つけた。著者はアイスランドの作家、『湿地』、『緑衣の女』に続くシリーズものになる。

今回の舞台は全編に渡り、クリスマス前の慌ただしい中のホテルである。主人公の警察犯罪捜査官エーレンデュルは殺人の起こったホテルの空き部屋へ無理やり泊りこみ捜査にあたる。

殺人事件にイギリス人のレコード蒐集家が絡む。その蒐集家曰く「ヨーロッパの特定アイテムを蒐集している最大の蒐集家は日本人で、彼らは世界中に出向いてあらゆる種類のレコードを買い取る。とくにビートルズとヒッピー時代のものなら、もうほとんどが日本人に買い占められていると言っても過言ではない」。ふーむ、なるほど。蒐集まではいかないがクラシックのレコードに関しては筆者も少しだけ該当するかもしれない。

33万人の国民しかいないアイスランドである。そんなアイスランドのお国柄や困難な現実を絡ませつつ、著者のアーナルデュル・インドリダソンは登場人物たちの心理をより深く描いている。

最初に本屋さんで見かけたら、買っていた作品である。







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