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2015年8月 8日 (土)

夏の火傷

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一昨日の墓掃除は昼前の熱い日射しの下だった。その際、半袖のポロシャツ姿で出かけたため、影にならない右腕が日に当たった。それから少ししてヒリヒリしはじめたので、これは日焼けという“やけど”である。

やけどと言えば思い出すことがある。たぶん、小学生に上がるか上がらないくらいの夏のこと。ボクは母親の実家の古い台所の大きな釜の上でぐらぐらと煮え立つ鍋の蓋を右手で開けた。トウモロコシを一刻も早く食べたかったのか、煮え具合をみたかったのか今となってはわからない。煮え立つ鍋の蓋を開けた瞬間、熱い蒸気が右の手首に当たった。応急処置はあったとは思うがその晩、手首に大きな水ぶくれができた。体の中にこんなに水があったのかと驚いた。

その後、医者に何度も通い水ぶくれは無くなったが、火傷の痕(あと)は長く―本当に何年も長く―残った。遠い夏、そんな火傷もあった。




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