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2015年7月 8日 (水)

今なお不良

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マッドマックスと言えばメル・ギブスンだが、最新作の「マッドマックス・怒りのデス・ロード」は主役も当然変わっていた。そこへ、監督は第1作「マッドマックス」の産みの親、ジョージ・ミラーである。もう70歳になる監督は依然としてロック野郎なのであった。

自らを核で滅ぼした人類は水もなく、油もなく、食糧もなく、今や原始人と変わらない。あるのは荒野と化した砂漠だけである。

撮影はさぞ大変だったろう・・・。爆走する車と車上での戦いを映画のほぼ全編で繰り広げ、見せてくれたことは評価していい。CGもあるが許せる範囲。車に立てられた棒のしなり具合が画面上でも戦いにおいても効果的。原始はよくハイテクを凌駕するのである。「オレの血液袋を車に載せろ」やトレーラーでのギター演奏には笑わせられる。監督ジョージ・ミラーは今なお不良である。

ショートヘアのシャーリーズ・セロンがいい。映画に体を張っている。主役(トム・ハーディ)には、無いものねだりなのはよくわかるが色気が欲しかった。ダニエル・グレイグ(ジェームズ・ボンド、007)くらいの色気があれば、ラストはぐっと良くなる。

この映画にドラマ性や精神性を求めてはいけない。ひたすらアクションを愉しむだけでいい。


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