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2015年4月15日 (水)

J・アーチャー『裁きの鐘は』

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つい先頃J・ディーヴァーを読んで、今度は同じジェフリーでもアーチャーの『裁きの鐘は』(新潮文庫)である。ただ、最新刊のクリフトン年代記第4部の前作、第3部にあたる。積読だったがようやく読むことができた。

今回の第3部は主人公ハリー・クリフトンの生涯の友人であるジャイルズ(労働党議員)の選挙活動とハリーの息子セバスチャンの品行が語られる。アーチャー自身が議員だったこともあり、ジャイルズの選挙の票読みなど具体的で面白い。この時代、イギリスの選挙も地方議員は日本同様、ドブ板だったのがよくわかる。アーチャーの議員体験(転んでもただでは起きない)がうまく生かされている。

J・アーチャー位になると作品の出来はある意味、保証されている。作風も完成されているし、人生訓や機知があり、誰もが知っている人物を引きあいに出したりとサービス精神も十分である。それでもアーチャーの最高傑作は(ボクにとって)『ケインとアベル』であることは今も変わらない。今回のクリフトン年代記が好評で5部から7部へ伸びようとも・・ネ。


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