« アイス南天 | トップページ | いーち、にぃ、さぁん、しぃ・・ »

2014年12月18日 (木)

ゴーストマン・時限紙幣

20141216dscf3750

冬はミステリーを読むのに最適な季節である。先日、衆院選だったので夜は選挙特番ばかりで時間があった。

ロジャー・ホッブスの「ゴーストマン・時限紙幣」(文藝春秋社)は収穫である。著者は作品刊行時、25歳という若さ。この若さで、これだけの小説が書けることはやはり凄い。犯罪、武器、麻薬、化学と言った素材にたけ、しかもゴーストマンというキャラクター設定を作り上げる巧みさ!きっと、几帳面でAが並ぶような成績をとる優秀な若者だったのだろう。

次々とストーリーを繋ぐテクニックはどうやら、ミステリー小説のベストセラーに学んだ感が見え見えだが、文末や章末の短い(警句、自戒、指摘などの)フレーズもうまい。簡単に人を殺してしまう描写に眉をひそめる方もいると思うが、これはクライム・ノベル。

ラストはハリウッド映画のように甘いが、25歳でよく書けたと感心しきり。


|

« アイス南天 | トップページ | いーち、にぃ、さぁん、しぃ・・ »

② 見て聴いて読む!」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« アイス南天 | トップページ | いーち、にぃ、さぁん、しぃ・・ »