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2014年10月12日 (日)

破門

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黒川博行の『破門』(角川書店)をようやく読み終えた。手に取るまでに3週間もかかったが、読みはじめたら3日で読めた。突っ走るヤクザ・桑原と口のうまい建設コンサルタントの堅気・二宮のコンビで軽く一気に読ませるのは作者の力量あってのこと。この手の小説の王道のような(新宿鮫シリーズのようなとも言う)ラストの大演説やことの真相を暴く種明かしもなく、それを望んで読むと期待はずれだが、主人公二人の生き方として読めばこれも切り口。会話もテンポよく、その辺の漫才より数段も面白い。映画化するなら桑原と二宮は誰ににしようか?

堅気・二宮のゆるさ具合が読んでいて妙に気持ちがいい。



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