« そして、殻が残った | トップページ | 寒波 »

2014年1月 9日 (木)

ブルックナー 交響曲第7番

20140109dscf9100

年明けに電話があり、友人の訃報を聞いた。葬儀は家族葬と言うことだった。友人のご家族からは連絡をいただいてなかったので都合もあったのだろう。亡くなった友人とは音楽という共通の趣味もあり、長いメールのやりとりを年に何度かしていた。彼は自分が気に入ったCDをわたしによく送ってくれた。

昨年、彼から最後に届いたCDがオイゲン・ヨッフム指揮、コンセルトヘボウ管弦楽団、1986年来日時の『ブルックナー 交響曲第7番』のライブだった。わたしはこの演奏を聴いてはじめてブルックナーがいいと思った。ブルックナーの壮大な山脈を仰ぎ見るような演奏がそこにはあった。

友人とはもう音楽の会話はできないが、声に出さずともこちらから語りかけることはできる。再びいい音楽に出会うことがあったら、目に見えない世界へ、声に出さない言葉を伝えようと思う。




|

« そして、殻が残った | トップページ | 寒波 »

② 見て聴いて読む!」カテゴリの記事

⑧筆者 」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« そして、殻が残った | トップページ | 寒波 »