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2013年6月21日 (金)

ハーンの異音

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先ごろの暑い夜、ヒラリー・ハーンのヴァイオリンでシベリウスの<ヴァイオリン協奏曲>(サロネン指揮)を聴いていた時のことだ。第二楽章の半ばからハーンのヴァイオリンが異音を出し始めた。それが何度もなので怪しんだ。ハーンとあろうものが、しかもCDで・・・と。

真空管アンプのボリュームを下げ窓から州庁舎の駐車場を眺めたら、何やら黒い影がふたつ猛スピードで走り去った。あれだなとピンときたボクは懐中電灯を手に家を出た。州庁舎の駐車場の側には植え込みのある細長い庭がある。ヤツらはその中で体を枯れ草だらけにして争っていた。

ボクの懐中電灯の光に照らされたのは小さいほうのハクビシンだった。照らされても光を嫌がる様子もなく10秒ほど所在なげにしていたがもう一匹のハクビシンと道路へ逃げた。

これがハクビシンの縄張り争いだったのかどうかは定かではないが、ハーンのヴァイオリンを台無しにするほどキーキー、長く鳴き声を出すほどの騒ぎだったことは確かだ。

そんな暑い夜の後に雨がやってきて、イナカーナは梅雨入りとなった。



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