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2013年1月10日 (木)

『夢をみた』

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『楽園のカンヴァス』(原田マハ・著/新潮社)はアンリ・ルソーの<夢>という絵をモチーフにした作品。二重三重に手の込んだ面白い作品になっている。著者は実際、キュレーター(学芸員)をしていたこともあり絵画事情も盛り込まれ、興味深い。つまるところ、絵の世界も同じ人間の世の中ということになる。

連載時の原題「夢をみた」の方が作品的には相応しいが、刊行されたタイトル「楽園のカンヴァス」にはインパクトで分がある。絵画ミステリーと思わせて実は恋愛小説である。まあ、ありえないレンアイではあるがそれこそが作家の力。



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