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2012年11月26日 (月)

黄葉からチェコ

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庭に咲く桜ともみじが黄葉になり、今まさに終ろうとしている。新聞によると秋になり気温が下がると、葉緑素が分解され、カロチノイドという黄色い色素が増えるとある。ちなみに、赤くなるのはアントシアニンが増えるそうだ。

秋にチェコを旅したことがある。プラハの郊外をバスで走ると黄葉がよく目に入った。あれはヴィシェフラドへの途中だったろうか。スメタナが作曲した<我が祖国>の第一楽章はヴィシェフラド(高い城)を題材にしていると言われている。ハープの旋律がとてもきれいな曲である。ヴィシェフラドの眼下にはドナウ川が穏やかに流れ、荷物を積んだ大きな船が往来するのが遠くに見えた。城の古びた城壁の隙間に咲く赤い花も印象的だった。

その旅行でバス移動の時間が長かった時、ツアー添乗員が気を利かせて日本から持参したカセットで<わが祖国>を流そうと試みた。ところが、その時乗ったバスにカセットがなかったか或いは故障中で体よくドライバーから断られた。添乗員の気くばりのひとつが駄目になり、バスの窓には秋の陽光を浴びた黄葉が流れていった。そんな黄色い旅の記憶だ。



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