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2012年10月

2012年10月31日 (水)

雨のため

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日暮れはますます早くなり、雨も多い。外の仕事ができないので半日、バッハやグノーのアリアを聴いて過ごす。ファンヒーターで暖まった部屋でソファーに座っていたら眠くなり、心地がいい。雨は嫌いではないが冬へ向かう雨はやはり物寂しい。



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2012年10月30日 (火)

苗を買いに

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「オォ!」と言ったアオ太に釣られて空を見上げたら、今まで見たことがないほどの数のハクショウの大編隊が上空を通過してゆくところだった。第一発見者はだっこされたまま空を眺めていたアオ太であった。

10月の半ば、シェフは来年の春に食べるタマネギの苗が買いたいと言った。周囲の店で苗を探したがどこにもなく、車で15分ほどの山際の町にある農園を教えてもらった。早めに朝食を済ませて出かけた農園で順番待ちをしている時に飛ぶハクチョウを見上げたのだった。

ハクチョウは巨大な“くの字”を作り、南に向かっており、およそ数にして百数十は超えていた。この農場から10キロほど離れた河口近くの川には毎年ハクチョウが越冬する場所がある。そこから飛んできたのか、或いはもっと南へ飛ぶ途中の編隊だったのかそこまではわからない。

あれだけの大編隊だ。“くの字”の先頭を飛ぶハクチョウには大きな鳥望がありそうだ。インタビューする機会は作れないものか。その役目は1歳5ヶ月のアオ太にでも託そう・・。




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2012年10月29日 (月)

片付け

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片付けをした。一日かけて、大量に溜まったダンボールを壊し、発砲スチロールを細かくした。これは日曜に子どもたちのゴミ集配に出す。

もう一日はついで目についた車庫を。車3台分が入る車庫なので広い。天井に目をやると細かい虫やクモの糸がいたるところにあった。脚立に上り、掃除機でそれらを吸引する。棚を整理し、作業着や農作業具も片付ける。

片付けはじめると、次々に次の片付けが見えてくる。



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2012年10月28日 (日)

長いもの

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10月、手をついて腰を上げ前進する高這いから二足歩行に進化したアオ太は今、見るもの全てが新鮮である。対象を手にすると触り、時に舐め、「果たしてこれはなんなのか?」状態である。

中でも気に入っているのは長いものだ。それらは定規だったり、箸だったり、竹の棒だったり、掃除機の菅だったりする。そうこうしてある晴れた日、大きな池の周囲を歩きはじめたアオ太は道端に落ちていた長い枝を見つけると早速手にしトコトコ歩きの友とした。

しかし、砂利が敷かれた山道に入った途端、自立歩行は困難になり、アオ太は傍らを歩く母メイ・ヨークに助けを求めるのだった。アオ太が土踏まずを獲得するのはまだ先である。




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2012年10月27日 (土)

十三夜

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今夜は十三夜。旧暦の9月13日にあたる月とのこと。朝から一日晴れたが、午後になって風が強くなった。そんな夕方、月がのぼった。

10月27日は亡き姉の立ち日である。今年は十三夜に重なった。シェフは仏壇に供える料理を準備した。今夜は月を見よう。



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2012年10月26日 (金)

秋の晴れた日

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秋の晴れた日、人間ドックに行く。少し寒いので院内サンダルに靴下を履き、ネームタグを付けて検査室を回った。

「鼻からしますか?口からしますか?」、胃の内視鏡の問いに「口から」と答える。口から入れることに慣れてしまっているので鼻に変えることができない。鼻毛の手入れもしていなかったし・・。他にオプションを少々、2時間半で終る。

昨夜の9時以降、朝食も抜いて食べものを口にしていない。昼はパンにしよう、ワン。



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2012年10月25日 (木)

最後の栗

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朝、ハクチョウの声を聞きながら栗を拾いにゆく。もう、最後の栗である。

先日、フライパンで焼き栗にしたが期待ほどのものではなかった。やはり、甘くなるように冷蔵庫で寝かせて冬に食べよう。



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2012年10月24日 (水)

こんな日は

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気温が一気に下がり、時雨のような雨が降る。こんな日はおいしいパンと珈琲豆を買いにゆこう。



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2012年10月23日 (火)

キンモクセイの甘き香り2012

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まずはお詫びを。先のブログでもうキンモクセイが終りそうだと載せたが、実はキンモクセイのはじまりであった。その後、花は日を追ってオレンジの色を増した。いまやキンモクセイは秋の日射しを浴びて盛りの芳香を放っている。観察者としては端から失格である。

というのも、昨年の当ブログを見るとキンモクセイが盛りだったのは10月の頭である。今年は20日も日を遅らせて今ごろ咲いている。

今年もキンモクセイの甘き香りを・・。




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2012年10月22日 (月)

おにぎり

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人生初のみそ付けおにぎりを口に入れたアオ太だったが、その意欲とは裏腹に食べることを断念せざるを得なかった。

というのも、焼きおにぎりは形を整えるため、みそをつける前に全体を焼かなければならない。みそをつけて再び焼くため、表面の米粒は硬くなる。大人にとっては香ばしく噛み応えのあるおにぎりだが歯が少しだけ生えただけのアオ太にとっては手ごわい相手だ。

おにぎりを諦めたアオ太は次に自分の顔ほど大きくて柔らかそうな食パンへ突進するのだった。



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2012年10月21日 (日)

栗、くり、kuri

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毎日、栗を拾う。今年の栗は大きいのでうれしい。すぐに食べてもおいしくないので冷蔵庫でしばらく保管してから食べることにする。

翌朝、待ち切れずに、少しだけフライパンを使い焼き栗にして食べる。甘さを抑えた素朴な味だった。


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2012年10月20日 (土)

雲行き

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朝から移り変わりの激しい空になった。晴れればフェルメールの<デルフトの眺望>に出てくるような雲が浮かび、曇れば今にも雨が・・という天気になる。夕暮れも一段と早くなり、暗くなり雨になった。



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2012年10月19日 (金)

旗日

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子どもの頃、祝日に旗を出すのが私の役目だった。前担当者(家族の)から役目を引き継ぎ、玄関の門に祝日のたびに旗を立てた。自分が担当になると他の家々がきちんと旗を出しているかが気になる。町内に何本の旗が出ているかチェックしたこともあったが、その変化の少なさにすぐに飽き、数えるのを止めた。小中高と旗を出し、その後この地を離れて役目から離れた。

そして、現在、祝日に旗は出していない。それがいつだったか思い出せないのだが、竹の棒の先、国旗の上にあたる部分にあった金色の球を割ってしまう。以来、旗は玄関先に出なくなった。

今はネットの時代。割れた金色の球を捜し求めることはできないことではない。なのに面倒臭さに負けて、未だ旗が飾れない。同じく、ダンスもうまく踊れない。


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2012年10月18日 (木)

しいたけ山の栗

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しいたけ山の栗が今年も実ったが、どういうわけだか例年より実の粒が大きい。ひとつのイガに大きいのがひとつという栗がほとんどである。昨年まではふたつ、みっつというのが多かった。夏から秋にかけ今年が暑かったせいなのか、或いは、より強力な子孫繁栄個体を送り込もうとしたのか。食べる側としては歓迎ですが・・。



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2012年10月17日 (水)

図書館

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イナカーナ図書館は小さい。小さな町の小さな図書館だから、本も少ない筈だと思い利用することなくずっと過ごしてきた。その図書館へたまさか出かけ、<図書利用カード>を作ってしまった。というのも本屋で見かけた新刊があったからである。

本屋で本を買う場合、そんなに何冊も買うことはないので、洩れる本が何冊かいつも出てしまう。そんな本が図書館にあったのでこれを利用しない手はない。

かつて、東ノ都に住んでいた時、決まって利用したのはそばに日本庭園がある現代的な図書館だった。その庭園はたぶん江戸時代には有名な大名屋敷の名残りと思われた。図書館の入り口には混雑を防ぐゲイトがあり、番号札があり、荷物を預けるローカーがあり、少しすましたお姉さんたちが対応をしていた。彼女たちに“大名屋敷のお女中”を思い浮かべたが口にはもちろん出さず、こちらも、すまして閲覧したものだ。

さて、イナカーナ図書館へも少し通おう。歩いて3分の近さでもあるしね・・。



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2012年10月16日 (火)

キンモクセイの終わり

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いい秋の天気が何日も続き、キンモクセイの香りも微かになってきた。今年のキンモクセイは夏前にフクミミが剪定してしまい咲いた花が少ない。キンモクセイの剪定は花が終ってからという私の忠告は聞き入れられなかった。思い通りにしなければ気が済まないのがフクミミである。剪定を巡る確執であった。


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2012年10月15日 (月)

晴れた日曜

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晴れた日曜に池の周囲の森を歩いた。池自体を足早に普通に歩けば1時間と少しで回れるのだが、同行するアオ太がいたので2時間半ほどかかった。

10月の晴れた森にはすでに栗はなく、いろんな形や大きさのどんぐりが道の所々に転がっていた。紅葉にもまだ早く、暑い夏を終えた森は緑の光と小暗い影に彩られていた。



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2012年10月14日 (日)

勇気百倍

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冲方丁(うぶかたとう)の『光圀伝』(角川書店)が良かったので、『天地明察』(同文庫)へ目を通した。主人公の碁打ちである安井算哲の青春時代から新しい暦となる授時暦完成までを描いている。

時代小説としての冲方の作風はこの作品ですでに完成している。文章の最初にその章のポイントを持ってくるし、難しい単語は多様するし、登場人物たちの内面や感情はそれほど重く描いていない。算哲に関して言えば、動作といい言葉とい、これはアニメ主人公のキャラクターのようである。それが冲方の豊富な知識の上で動かされるので、そのギャップが魅力である。

今回の『天地明察』では映画でもそうだったが“北極出地”に同行する建部、伊藤に味がある(コミカルさは映画の方がよく出ていた)。また、会津藩主である保科正之が念願した藩主像がいい。冲方の筆にかかると藩主や大老たちの役割りや働き(生態とも言う)がよくわかる。

長い苦難の末、改暦への光明を見い出した春海(算哲)が「士気凛然、勇気百倍」と口にする。知識、究明を求める青春の息吹きを感じさせる時代小説である。


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2012年10月13日 (土)

海坂からの帰り

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海坂からの帰り、高い道路から見渡せる平野に虹がかかった。端から端まできれいにかかった虹を、ハンドルを握りながら時おり眺めた。変わりやすい秋の天候を楽しんでいる。



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2012年10月12日 (金)

片雲の風

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どうも最近、吹いてこない風だ。友人たちを見ても日々の仕事に追われていたり、子どもを持っていたりすればなおさらだろう。まして、去年イタリアに行った私には吹かない筈である。



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2012年10月11日 (木)

塩やきそば

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アオ太に塩やきそばを作る。

キャベツを千切りにし、ベーコンを短冊に切る。それを油少々入れたフライパンで炒める。この間、焼きそばの生麺をレンジで1分、柔らかくする。フライパンに焼きそばを、その上ら水を少々、炒める。水気がなくなったら、火を弱め、粉末ソースをふりかける。そして、牛乳を入れ、少し混ぜれば完成。

袋の説明通りに出来た。チーズはアオ太にとって刺激が強そうなのでやめた。お子さま茶碗に入れた塩やきそばをアオ太はフォークで、途中から両手で食べた。



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2012年10月10日 (水)

是枝ドラマ

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是枝裕和の<ゴーイングマイホーム>というテレビドラマの第1回を見た。テレビドラマが是枝という映画監督の目を通すとどんなものに仕上がっていくのか興味深い。

ストーリーと言えば、主人公(阿部寛)の父親が倒れ、すぐに遺産話へ。まあ、そんな下世話から今後どう展開するのか。以外に夢とかロマンだったりするのかも・・。

音楽のゴンチチは一時よく聴いていた。アコーステックギターは日常を淡々と描くドラマにピッタリである。また、主人公の妻の仕事である料理。ホットケーキにはメープルシロップに漬けたミニトマトをあしらうし、サヤのついたそら豆も金物の渡し網で焼いてうまそうだ。これだけさりげなく料理を見せるドラマはなかったように思う。これも監督の手腕なのだろう。

是枝はまた子ども使いがうまい。子どもの存在感が周囲の大人と同等である。いや、より自然というべきか。是枝がどんなドラマを見せてくれるのか。そんじょそこらのテレビドラマにないものが、やはり・・見たい。


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2012年10月 9日 (火)

港にて

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アオ太の洋服を買いにデパートへ出向く。アオ太本人の意向とは関係なく(アオ太はベビーカーで寝ていたので)何点か購入した後、昼食の店を探す。・・が、一軒目は休み、二軒目は店そのものが廃業したのか、見当たらない。火曜日、ましてイナカーナはそんなものだ。不便は不便のままでいい。

そこで、メイ・ヨークの提案によりパン屋でサラダコッペ、サンドウィッチ、菓子パンを買い、港が見える公園へ向かう。秋晴れの空の下でパンを広げて昼食にした。アオ太はパンを頬張り、港の景色を眺めた。アオ太の目にその景色がどのように映ったか、聞いても答えはアァーくらいなので、聞きようがない。

空は青く、まっ白な雲が浮かび、トンビが悠々舞うのを「秋なのに暑い暑い」といいながら私たちは見上げた。


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2012年10月 8日 (月)

寒くて

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昨夜は寒くて寝つけず、2階の押入れから布団をズルズル引っ張り出した。よく見たら炬燵布団だったが、まあ仕方がない。布団はやはり暖かい。

ところで、冲方丁(うぶかたとう)の『天地明察』(角川文庫)を読みはじめた。『
光圀伝』が良かったので気になったからだ。ところで冲方の冲、てっきり“沖”とばかり思っていたら偏がさんずいではなかった。名前の丁も“ちょう”ではなく“とう”と読ませている。冲方は彼の作品の主人公以上に知識欲が旺盛と見た。


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2012年10月 7日 (日)

脳に効く

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脳に効くと言われて、苦手だが菊を食べる。シャキッとした歯ざわりはいいのだが花と言う先入観の呪縛がいつも付きまとう。小鉢で少しだけいただく。残すと作った人に悪いので、途中から一気に食べる。脳に効いたかどうか実験中である。




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2012年10月 6日 (土)

密林の王者

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午後のイナカーナ空港のタラップを降りてアオ太がやってきた。メイ・ヨークにだっこされたアオ太はオランウータンの赤ちゃんを思わせた。生まれてから1年3ヶ月、赤道に近い国で育ったのでアオ太はクツシタが嫌いである。クツシタを穿かせるとすぐに脱いでしまうのだった。

そのまま<ポーの国>で育ったら密林の王者ターザンになれたかもしれないのに、残念。アーァ、アアアアアーーー!


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2012年10月 5日 (金)

光圀伝

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冲方丁(うぶかたとう)の『光圀伝』(角川書店)、小説でしか成しえない魅力ある光圀像が描かれている。テレビ<水戸黄門>の黄門という悪くを挫く正義のイメージを払拭し、読む者の目を開かせる。父・頼房による幼少期の光國(光圀となるのは後年)へのもの凄いお試し(次の藩主としてふさわしい器かどうかを試す)からはじまり、成長期の出会い、学問や歌への傾倒、後の史編纂(大日本史)と題材がすべて見事に構成されている。加えて、光國自身の世子(跡継ぎ)となることへの悩みとそのことへの回答が大きな柱となって物語を貫いている。

以前のブログで映画<天地明察>に触れた際、映画として迫るものが足りない、毒が欲しいと勝手なことを言ったが今回、冲方丁の作品(作風)を読んである意味、納得した。冲方作品の主人公には良き師があり、かつライバルとなる個性豊かな友人がいて、とにかく旺盛な知識欲と向上心を持ち、苦難を何度も乗り越える。そこが醍醐味!要は敵や悪といった小説や映画でいう常道や作為は必要がないのである。沖方の主人公はどこまでも内面を含めて自分と戦うのである。

高校生くらいの年代でこんな小説に出会えたら、もっと日本史に興味が湧いたのにね。


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2012年10月 4日 (木)

10月の空

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珈琲豆を買った帰りに本屋に寄る。見上げたら10月の空だ。



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2012年10月 3日 (水)

赤い花

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すっかり秋らしくなった。半袖から長袖へ、半ズボンから長いズボンへ変えたが日中は暑く中途半端な感じになる。シャワーもお風呂になった。

季節は確かに変化するのだが今年の夏の暑さといい、台風のコースといい、以前にはない気象ばかりが多くなる。異常があたりまえになってゆく。

遠い先の未来より、目の前の生活や欲望に人は負けそうだ。


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2012年10月 2日 (火)

網戸の子ヤモリ

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「フン、ずいぶんとまた小気味のいいピアノじゃないか」、タイフーン前の静けさの中、網戸の子ヤモリはいっぱしのことを言った。確かにグールドの<イタリア協奏曲とパルティータ>は彼の初期代表盤だけあって若い息吹きに満ちたアルバムとなっている。

しばらく佇んでいた子ヤモリだったが、アルバムの途中で姿を消した。タイフーンに備える準備で時間がなかったのだろうと私は推測した。



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2012年10月 1日 (月)

収穫

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この夏の盛り、毎朝のように畑に水やりをしたシェフだったが野菜の多くがうまく育っていないとガッカリ肩を落とした。収穫の秋はさまざまである。



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