« 秋の彼岸 | トップページ | 簾戸をしまう »

2012年9月23日 (日)

重箱が届く

20120922dscf1352

音楽の入った重箱が届いた。グールドのバッハである。最近のボックスはレコード発売当時のジャケットをそのままCDサイズで復元するという“クスグリ”を備えていることも多く、今回のグールドもその例に洩れない。

1955年、22歳で録音した<ゴルトベルグ変奏曲>からグールドのバッハは始まる。それはリズミカルで若さに溢れ、生きのいいグールドの演奏だ。1982年、50歳で亡くなる前の年に録音された同じ<ゴルトベルグ>はとても深い色あいを見せる。聴くこちら側の気持ちの状態は82年の演奏でより強く反応する。最初のアリアから最後のアリアに至る心の旅である。

かつてないような残暑が終わり、急に寒くなり開いていた窓を閉めた。音楽を音楽として聴ける季節に入る。


|

« 秋の彼岸 | トップページ | 簾戸をしまう »

② 見て聴いて読む!」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 秋の彼岸 | トップページ | 簾戸をしまう »