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2012年8月31日 (金)

るろうに?

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映画<るろうに剣心>。監督が大友啓史でなかったら、見ることはなかった映画である。NHKでの<ハゲタカ>や<龍馬伝>という大友の作るドラマとその映像が脳裏にあった。映画を見ると大友のスタイル(演出、アングル、映像)はもはや確立されていた。

今回の<るろうに剣心>、同一人物である剣心(軽さ)と抜刀斎(重さ)がどうもうまくかみ合っていない。かつて人切り抜刀斎と名乗った男がどのようにして相手の命を奪わないと誓ったのか・・。剣心の心の変化という過程がうまく伝えきれていない。脚本ではそこを描かねばと思う。

アクション!ワイヤーアクションは賛成はしないが佐藤健をはじめとする俳優たちの健闘は称えたい。キャストでは剣心に味方する喧嘩屋、青木崇高がもうけ役だし、吉川晃司はハリウッドでも通用できそうな悪役を演じている。

この映画はワーナー・ブラザーズが配給し、制作が<最後の忠臣蔵>と同じウィリアム・アイアトン(全く、知らないが)。わかりやすいアクション映画という意味では成功、世界市場に出しても通用するのでは?


監督の大友にはフランスのフィルム・ノワール(暗黒とか犯罪とか)のような、わかりやすく言えば<さらば友よ>のような、ごっつい男やたくましい女たちの映画を作って欲しい。

るろうに?・・たぶん“流浪人”。


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