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2012年8月11日 (土)

音の記憶 

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昨夜は海坂で花火大会があり、大きな音が何度となく聞こえた。ちなみにイナカーナから海坂までは18キロの距離がある。隅田川の花火が横浜で聞こえたという話もあるので当然と言えば当然か・・。

さて、先の戦時中のこと。シェフは実家で艦砲射撃の音で戸やガラスがガタガタ揺れた記憶があると言う。内容を聞くとその音は太平洋戦争末期、アメリカの戦艦による塩釜への艦砲射撃だったらしい。つまり、艦砲射撃の轟音は太平洋沿岸から奥羽山脈を越え日本海近くのシェフのわらぶき屋根の実家まで届いたことになる。地図を見ると直線距離にして100キロほどだろうか。

調べてみると、塩釜は当時、東北で唯一の製鉄所を持つ工業都市であり空襲の惧れもあった。昭和20年7月4日、2,565発、8月9日には2,781発の砲弾が艦砲射撃により打ち込まれた。製鉄所は破壊され、市街地のほとんどが被災し、焼け野原となった


女学生シェフはあの遠い夏、戦争の音を聞いた。


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