« 2012年7月 | トップページ | 2012年9月 »

2012年8月

2012年8月31日 (金)

るろうに?

20120818dscf0450

映画<るろうに剣心>。監督が大友啓史でなかったら、見ることはなかった映画である。NHKでの<ハゲタカ>や<龍馬伝>という大友の作るドラマとその映像が脳裏にあった。映画を見ると大友のスタイル(演出、アングル、映像)はもはや確立されていた。

今回の<るろうに剣心>、同一人物である剣心(軽さ)と抜刀斎(重さ)がどうもうまくかみ合っていない。かつて人切り抜刀斎と名乗った男がどのようにして相手の命を奪わないと誓ったのか・・。剣心の心の変化という過程がうまく伝えきれていない。脚本ではそこを描かねばと思う。

アクション!ワイヤーアクションは賛成はしないが佐藤健をはじめとする俳優たちの健闘は称えたい。キャストでは剣心に味方する喧嘩屋、青木崇高がもうけ役だし、吉川晃司はハリウッドでも通用できそうな悪役を演じている。

この映画はワーナー・ブラザーズが配給し、制作が<最後の忠臣蔵>と同じウィリアム・アイアトン(全く、知らないが)。わかりやすいアクション映画という意味では成功、世界市場に出しても通用するのでは?


監督の大友にはフランスのフィルム・ノワール(暗黒とか犯罪とか)のような、わかりやすく言えば<さらば友よ>のような、ごっつい男やたくましい女たちの映画を作って欲しい。

るろうに?・・たぶん“流浪人”。


| | コメント (0)

2012年8月30日 (木)

ブッチ氏の帰国

20120802_dscf9963

ブッチ氏は<ポーの国>での3年間の赴任生活を無事に終え、この夏、帰国した。帰国したものの赤道に近い<ポーの国>のカラリとした暑さに比べ、この国の湿度の高い重苦しい暑さときたら・・と改めて思ったものだ。

ところで、帰国してはじめての国内出張で「うわぁ、新幹線に乗れる!」とブッチ氏は喜んだ。というのも、赴任先でも月に2~3度と多かった海外出張は全て飛行機だったからだ。飛行機漬けのブッチ氏にとって新幹線はとても新鮮なのであった。





| | コメント (0)

2012年8月29日 (水)

種の絶滅

20120827l1510992

ニホンカワウソが絶滅したとニュースにあった。絶滅したと言っても普段の生活でカワウソの姿を見ることは確かに一度もなかった。

岡本綺堂の<半七捕物帳>を読むと、江戸の当時、カワウソが人に悪さをすることに触れた箇所があった。本筋となる話ではなく、あくまで紹介としてだが・・。川に護岸工事がなく、暗闇があたりまえだった昔、怪しいことはまだまだ数多くあったはずだ。コンクリートや明かりが不可思議を奪った。

化繊のない時代、カワウソの毛皮は戦地へ赴く兵隊に暖を与えたかも知れない。また、米増産の時代に使われた大量の農薬は河川を汚染し、カワウソの環境を悪化させたとも推測される。

いったい、人という種はどこへ向かう。


| | コメント (0)

2012年8月28日 (火)

百日紅

20120828_l1510988

「さっきまでイルカが登って来て、アタシの枝で滑って遊んでたのよ」
見ることができなくてとても残念ねという口調で白いサルスベリが私に言った。
「それは、残念無念・・」
水もないところでイルカがねえ・・とも思ったが珍しく白いサルスベリだったので、ちょっと変わったことが言いたかったのだろう。暑いので、それぐらい許そう。


| | コメント (0)

2012年8月27日 (月)

ヒットパレード

20120818_dscf0384

メロンからはじまり、桃を挟み、スイカを日課。スモモで喝を入れ、葡萄に至る。夏の果物のヒットパレードである。



| | コメント (0)

2012年8月26日 (日)

蝉取り

20120825_l1510977

さて、昆虫採集の夏、ちょうど虫取り網がない時があった。そんな時、教えてもらったのが手作りの虫取り網。まず、乾いた萱(かやぶき屋根のかや)の先を折り曲げ、一辺20センチほどの三角の窓を作る。虫取り網の棒部分はこれで完成。

次に網、これが重要である。いかにも粘り気のありそうなりっぱなクモの巣を捜す。知らないで顔を突っ込んだら「ウエーー!」となりそうな、もしくは一度虫が止まったら最後、逃げることが不可能な丈夫そうなクモの巣。そんなクモの巣を見つけたら萱の先の三角窓に貼り付けるのである。強度を高めるため二重、三重にしたかもしれない。

そして、蝉取りへ・・。うだるような暑い夏の午後、蝉が鳴く木にそぉーッと近づき蝉の背後からクモの巣ネットを当てる。当てるのだがすぐに蝉に逃げられてしまう。クモの糸の粘着力より蝉の力は強く、一端、体にくっついた糸を振りほどいた蝉はまんまと逃げていった。

その後、何本も<クモの巣ネット>を準備しては蝉を追った。しかし、成果は良くなかったと思う。取れても一匹とか、もう弱ったヤツとか。

強力で粘り気のあるクモの巣がまだまだ近くにあった頃の話である。


| | コメント (0)

2012年8月25日 (土)

夏の雲

20120824l1510963

引っぱっても、引っぱっても夏の雲は近づかない



| | コメント (0)

2012年8月24日 (金)

遠雷

20120824_dscf0514

昼をまわった頃から何度か遠い雷を聞いたが、いつまでも雨はやってこない。前にいつ雨が降ったのか、あまりに降らないので忘れてしまった。



| | コメント (0)

2012年8月23日 (木)

パレードの柵係り

20120815dscf0204

背後をパレードのバスが通り過ぎる度に歩道からの歓声が<柵係り>の頭の上を飛んだ。おめでとぉー、ありがとぉー、SAWAさーーーんとお目当てのメダリストを見つけた人々は声を張り上げている。柵係りはしゃがんだまま柵を両手で押さえ、額の汗をぬぐうこともできないままに人垣を押しとどめた。バスが通りすぎて、斜め横に顔を上げ、過ぎたバスの上のメダリストを柵係りはほんの少し見るのだがすぐに次のバスが背後に近づき、再び柵を押さえる手に力を込めた。

その夜、柵係りはニュースでメダリストたちの顔をはじめてゆっくり見たのだった。歓声に応えたメダリストたちはメダルをかざし、手を振り、満面の笑顔を人々に見せ、人の数の多さに目を丸くした。「50万人かぁ・・」柵係りはそう呟くと冷えたビールをゴクリと飲んだ。

何年か後、次のパレードの機会があったら今度は<バス座席安全係り>を担当し、バス上からパレードを眺めたいものだと柵係りは思うのだった。


| | コメント (0)

2012年8月22日 (水)

早朝の畑

20120818_dscf0449

早朝の畑でシェフは働く。草を取り、鍬で土を起し、畝を作り、種を蒔く。秋に野菜を食べるためだ。こんな時、昼のデザートにコンビニから買ってきた<宇治金時かき氷>を食べようなんてまるで考えていない。黙々と働く。そして、陽のある日中は休むに限る。



| | コメント (0)

2012年8月21日 (火)

プラム

20120821dscf0497

プラムのすっぱさと酸味を体に入れて、少し元気になる。



| | コメント (0)

2012年8月20日 (月)

皿まで熱い

20120815dscf0191

夕飯の準備に出そうととした皿まで熱い。西日の当る台所は窓を開け、午後にはカーテンをしているのだがこの暑さで皿まで熱くなる。



| | コメント (0)

2012年8月19日 (日)

蝉降る

20120806l1510874

木々のある道で力尽きた蝉をよく見かけるようになった。蝉降る夏は終盤へ加速する。



| | コメント (0)

2012年8月18日 (土)

獣の奏者

20120818_dscf0418

上橋菜穂子の<獣の奏者>(講談社文庫)、Ⅲ探求編、Ⅳ完結編を読んだ。ページをめくる手が止まらない。夏の寝苦しい夜の読書には最適である。

はじめて読んだ上橋の作品は新潮文庫の<守り人>シリーズである。何年か前のその時期、この社の文庫で一番売れているという宣伝がされていた。見れば、表紙は普段なら手に取ることさえしないようなお子さま向けのイラストだった。しかし、売れているのにはそれなりにわけがあるのだろうと購入した。当りだった。主人公である女用心棒の身を切らせて骨を切る格闘シーンが良かった。著者の上橋は空手?を習っていると、どこかで読んだ記憶がある。シリーズは全て読んだ。


そして今回の<獣の奏者>。先のⅠ闘蛇編、Ⅱ王獣編に続くストーリーである。主人公エリンが育てた王獣が敵の闘蛇(闘うために訓練された巨大な蛇)をことごとく殺戮してから11年の時が過ぎ、エリンはイアルを夫とし、ジェシという男の子を育てている。Ⅲの探求編はその家族の物語でもある。上橋は研究者(オーストラリアの先住民アボリジニ)としての思考を基に植物や昆虫、生物への興味溢れる観察眼で物語をより豊かにする。

闘蛇?王獣?読んだことのない人はきっと笑うのだろう。

『家族の平穏な生活を脅かす国と隣国の敵に、ついにエリンは決意する』と帯の文句みたいになってしまうⅣ完結編なのだが、結末は読む人のお愉しみということで・・・。

子ども以上に大人も喜ぶ上橋の上質なファンタジーである。



| | コメント (0)

2012年8月17日 (金)

麦茶

20120815_dscf0186

今日も麦茶で生きた。夏の終わりには麦茶に感謝状を贈れなければ・・。



| | コメント (0)

2012年8月16日 (木)

めだかヶ池の鳥

20120815dscf0157

夏の暑い盛り、めだかヶ池に日に何度もやってくる鳥がいる。鳥は尾がスラリとし、体調は少し大きめ、灰褐色であった。図鑑で調べ、ヒヨドリと検討をつけた。

ヒヨドリはピィ、ピィと甲高い声で鳴く。池にやってくる時は直接、舞い降りることはしないで周囲の木々の枝に一端身を潜め、あたりをしばらくうかがう。そして安全を確かめた上で水を飲み、水浴びをし飛び去る。ツガイで来ることも多い。

ヒヨドリはホバリング(停空飛翔)できることから、シェフの葡萄を啄ばむ犯鳥と推測される。今年は網で葡萄を囲ったので被害は防げる予定(はず)である。






| | コメント (0)

2012年8月15日 (水)

カボチャコロッケの法則

20120815dscf0197

例えば、傘を持って出かけたのに雨が降らない。同様に、その時会いたくない人に限って会ってしまう。このようなことは少なくない。

食卓に関して言えば、見た目でわからないコロッケが数種類(普通、野菜、牛肉など)皿に盛ってあるとする。最初に取り口にしたコロッケが一番食べたくないカボチャコロッケだったりする。

このように望まない偶然を<カボチャコロッケの法則>と私は呼んでいる。


| | コメント (0)

2012年8月14日 (火)

夏は夕暮れ

20120806l1510852

はじめに街が、西日を浴びた街が暗くなり、次に平野に山の影が延びていった。やがて、夕日が最後に山頂を照らすと太陽は海に沈んだ。太陽があまり赤く燃えていたので海面に触れた時、ジュッと音が出たと何人かの登山者が語った。



| | コメント (0)

2012年8月13日 (月)

8月13日

20120810l1510883

雨になりそうなので早めに墓参りへ。珍しく寺の駐車場には車が少ない。墓に水をかけ、花をあげ、ロウソクを灯し線香に火をつけた。その後、本堂へまわった。帰り、駐車場でたくさんの芙蓉の花を見る。芙蓉は大きく南国の花のよう。

午後、時々雨になる。雨が上がるとセミが再び一斉に鳴く。



| | コメント (0)

2012年8月12日 (日)

昆虫採集の夏

20120810_l1510909

夏、昆虫採集をやったのは小学生低学年の頃だったろうか。雑誌の付録がなにかで昆虫採集セットがあり(ピンセット、注射器、薬液、留める針)、他の小学生同様に興味を示し、自由研究にいいかなと安易に決め、虫取り網を持つわけである。

しかし、虫を捕まえに野山へわざわざ出向くこともなく、家の周囲や近所をうろつくことぐらいがせいぜい。親も子どものために野山へ連れ出すこともなく、子どもも無理にせがむこともなく、結果、同じ種類のそれほど違わない大きさのセミや蝶だけが増えることになる。

“なんか、違うな・・”と子どもは思い、夏も終る。果たして、次の年の夏は昆虫採集はやらなかったはずだ。今も飽きやすいが、それは子どもの頃からか。





| | コメント (0)

2012年8月11日 (土)

音の記憶 

20120802_dscf9932

昨夜は海坂で花火大会があり、大きな音が何度となく聞こえた。ちなみにイナカーナから海坂までは18キロの距離がある。隅田川の花火が横浜で聞こえたという話もあるので当然と言えば当然か・・。

さて、先の戦時中のこと。シェフは実家で艦砲射撃の音で戸やガラスがガタガタ揺れた記憶があると言う。内容を聞くとその音は太平洋戦争末期、アメリカの戦艦による塩釜への艦砲射撃だったらしい。つまり、艦砲射撃の轟音は太平洋沿岸から奥羽山脈を越え日本海近くのシェフのわらぶき屋根の実家まで届いたことになる。地図を見ると直線距離にして100キロほどだろうか。

調べてみると、塩釜は当時、東北で唯一の製鉄所を持つ工業都市であり空襲の惧れもあった。昭和20年7月4日、2,565発、8月9日には2,781発の砲弾が艦砲射撃により打ち込まれた。製鉄所は破壊され、市街地のほとんどが被災し、焼け野原となった


女学生シェフはあの遠い夏、戦争の音を聞いた。


| | コメント (0)

2012年8月10日 (金)

ますます太る

20120806_dscf0010

食べたくて旬の果物を買うとする。すると、どうだろう、直後に同じ果物をいただくことがよくある。どちらから先にと優先順位に悩みながらますます太る夏を過ごす。



| | コメント (0)

2012年8月 9日 (木)

3台め

20120610dscf8016

一昨年の苦しいほど暑い夏ではないが、やはり暑い。冷蔵庫を3台使い、同じく3台めのエアコンのスイッチを入れるとこの家ではブレーカーが落ちることになっている。だから、冷凍庫で固めた蓄冷剤をタオルで巻いて額に当てる。それを何度も取り替える、そんな夏だ・・。



| | コメント (0)

2012年8月 8日 (水)

ミステリという案内書

20120726dscf9781_2

アイスランドに住む作家アーナルデュル・インドリダソンの<湿地>(東京創元社)を読んだ。ちなみにアイスランド人作家の小説ははじめてである。訳者あとがきで「なぜミステリを?」との問いにアーナルデュルは「どこかの国を知りたかったら、ミステリ小説を読めばいい。一番的確な案内書だ」とイアン・ランキン(イギリスの推理作家)の言葉を紹介する。その言葉通り<湿地>はまさしくアイスランドを知るためのいいミステリに仕上がっている。

アイスランド、面積は北海道と四国を合わせたほど。首都はレイキャビック。その島に32万人が住み、都市人口率は92%。2008年、世界金融危機で経済危機に。また2010年、島の火山噴火でヨーロッパの旅客機が飛べない事態になったことが記憶に新しい。

そんな島でひとりの老人が殺され、事件ははじまる。作品として<湿地>は正攻法で意外性は少ない。また、これ見よがしの手練手管も使うこともなく時に文学的である。アーナルデュルはとても真面目な人である。


| | コメント (0)

2012年8月 7日 (火)

フクミミの不満

20120805_dscf0084

4年に一度のオリンピックも終盤だが、フクミミはいまひとつ楽しめない。というのもロンドンとの8時間の時差のせいで、おいしい競技が夜中になる。朝、起きて結果のわかっている試合を遅れて見ることのつまらなさ。リアルタイムに見てはじめて燃えることができるのだ。

だから、午後9時就寝のフクミミの夏はいまひとつ盛り上がりに欠けている。



| | コメント (0)

2012年8月 6日 (月)

雨の跡

20120806_l1510857

朝、雷の後に雨が激しく降った。久しぶりの雨だがすぐに止み、上がるの待って出かけた寺の駐車場には雨の跡が残る。昨日、掃除を済ませておいた墓に花を上げる。

午前8時15分。67年前のヒロシマの暑い夏へ黙祷。



| | コメント (0)

2012年8月 5日 (日)

準備まんたん

20120616dscf8145

対ブラジル戦の前、サッカーの川澄がオフィシャルブログで「なでしこ準備まんたんです!」。チームメイト田中が準備万端の“ばんたん”を“まんたん”と読んだらしい。この、リラックス感。

そういえば、<アナザー・スカイ>でも川澄は田中と一緒にドイツへ行っていた。チーム“準備まんたん”はオリンピックといういつもと違う空気の中で次々と対戦相手を撃破してゆくのでした。




| | コメント (0)

2012年8月 4日 (土)

帽子

20120801dscf9884

今年の夏は蚊がなぜか少ない。それなら、帽子から出て昼寝をしても良さそうだと象は思った。


| | コメント (0)

2012年8月 3日 (金)

夏の仕事

20120801_dscf9820

ロンドンオリンピックの各会場でまだまだ競技に応援に盛り上がっている夜、時差8時間のイナカーナで夜明け前に起きたシェフはすでに畑に出ている。朝食までの3時間、トマト、なす、いんげんの育ち具合を見ては草を抜き畑の土を起し、秋野菜のための準備をする。

夏の仕事は涼しい内にね。




| | コメント (0)

2012年8月 2日 (木)

アイス、アイス、アイス!

20120802dscf9944

これだけ果物を食べているというのに、夏はアイス、アイス、アイス!なのである。



| | コメント (0)

2012年8月 1日 (水)

八月の紫陽花

20120801_dscf9921

八月の紫陽花は「もすこし、がんばる」つもりでいます



| | コメント (0)

« 2012年7月 | トップページ | 2012年9月 »