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2011年6月29日 (水)

ヴィンチ村のレオナルド

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ヴィンチ村はフィレンツェから40キロほど、なだらかな山の斜面にある。と言っても不便なところらしく、現地ガイドの女性はフィレンツェから列車、少ないバスと乗り継いで「ほんとにこのバス、ヴィンチ村へ行くのかしら?」と不安を抱えながらたどり着いたそうだ。ダ・ヴィンチの生家はヴィンチ村からさらに上り、バスが道両脇のオリーブにこすれるほどの細い道をくねくね登った場所にある小さな一軒家だった。

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ダ・ヴィンチは1452年4月15日22時30分に生まれた。なぜ、こんな正確な時間がというと祖父アントニオの記述にあり、祖父のダ・ヴィンチへの強い関心と愛情があったからだと本で読んだ(「レオナルド・ダ・ヴィンチ」田中英道著、講談社学術文庫)。ダ・ヴィンチの父は公証人で母カテリーナとは結婚をしていない。両親ともその後、別々の相手と結婚し、レオナルドは祖父の家で育った。わけありである。わけありでも葡萄畑、オリーブ畑、生き物がいる観察にはこと欠かない豊かな自然の中で彼は育った。

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小さな窓を持つ石づくりの生家への小道にもオリーブの木があった。幼い時過ごした生家にダ・ヴィンチの痕跡は何ひとつなく、ダ・ヴィンチが見て育ったと思われる地形や風景の一端が残る。それほど何もない生家への道ばたにポピー(ひなげし)が咲いていた。

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(5月18日、7日目 ヴィンチ村)

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コメント

連日のコメント、イタリアに憧れるaniseです。
ダヴィンチの生家にも行かれたんですね~!
絵や、文字や、いろいろなものが残っているのに
生家の話を読むと、あらためて
「ダヴィンチ、(本当に)いたんだ~・・・」なんて
しみじみ眺めてしまいます。
いろいろな本物を観るというのも旅の楽しみですね。

☆イタリアに憧れるaniseさん こんにちは♪

ダ・ヴィンチは数多くの絵や文章が残るので
読みきれないほど本がありますね
本物の絵はやはりいいです
有名な<受胎告知>の背景はトスカーナの風景です

そういう絵や建物をイタリアの子どもたちは
社会見学や修学旅行も含め、まじかに接する
ことができるわけですからセンスもデザインも
磨かれていくことになります
<グールドの帽子>

投稿: anise | 2011年6月29日 (水) 21時36分

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