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2011年1月 4日 (火)

メイ・ヨーク 神社でドドン

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標高500メートルほどの山頂にある神社への参道をメイ・ヨークは歩く。雪の残る参道を細いヒールで歩くのは、はじめて経験だ。転びそうになったが、そばを歩く人につかまり危うく難を逃れた。

祈願を申し込んだ神社社殿に入ると、すでに数十人の老若男女が座っていた。同じように畳へ座ると寒さに身が震えた。よくわからないが正面の奥上部に神がいて、左右に太く赤い柱が立つ社殿はほの暗い。後ろからは、賽銭が放り込まれる音がひっきりなしに聞こえる。

やがて、時間になると太鼓がドドンと鳴らされ、祈願タイムが始まった。神への祝詞が続いた後、祈願を依頼した人の住所と名まえ、祈願内容が読み上げられる。「どこそこに住まいする何ノ何某、家内安全を祈願いたしますぅーう」と言った感じである。これが人数分続き、その間アタシたちは畳に手を着いて頭を垂れている。頭を垂れている間、自分の名前がいつ言われるかを必死に待つ。聞いていると祈願した人は多くの祈願を立てている。皆さん欲張りなのね。アタシの祈願はたった一個だけだったよ。寒さが限界に近づいた頃、ついに「ポーの国に住まいするブッチ氏、並びにメイ・ヨークの・・・を祈願いたしますぅーう」が耳に届く。

その後、一同は社殿内一段前に進み、再び手を着き頭を垂れる。するとシャンシャンとなる鈴の房が祈願する全員の背中を撫でてゆく。見えない、何かわからないものが近づき、触れ、去っていく感じだ。これでドドン、祈願タイムは終わる。社殿を出、
お神酒とお札をいただいた。

今日の祈願が叶うように、滑って転ばないように気をつけてメイ・ヨークは雪に煙る山を後にした・・のさ。

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