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2011年1月22日 (土)

スコット家の兄弟

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映画<アンストッパブル>を見る。暴走する貨物列車が題材の映画である。主演はデンゼル・ワシントンと若い俳優。監督はあの<トップ・ガン>のトニー・スコットである。トニー・スコットはあの<ブレードランナー>の監督であるリドリー・スコットの弟である。なんと才能に恵まれた兄弟。しかも互いに負けずといい映画を作る。

さて、肝心の<アンストッパブル>。出演する役者たちの役柄への馴染みようにまず感心してしましまう。鉄道に関わる仕事それぞれにまるで違和感がない。浮いていない。役者たちはもう何年も鉄道という仕事に従事している空気をまとっている。

二つ目のポイントは列車が生きている。たぶん、望遠レンズで捉えられた列車たちは立体的で、特に脱線シーンは何台ものカメラで撮影されている。列車前の線路を偶然横切るタヌキさえ撮影に協力的だ。

三つ目、確かこの映画の元となった事故がずいぶん前にあったと記憶している。それをうまい具合に脚色している。主役二人の背景となる家庭の描き方にも抜かりがない。

最後に監督であるトニー・スコットの力量が大きい。兄より映像はシャープで音楽もうまく乗せる。片や兄リドリーはより濃い映画を作ると言えるかもしれない。兄弟であっても、いや兄弟だからこそ、作風の違いが面白い。

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