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2010年8月17日 (火)

オノフリのバロック・ヴァイオリン

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エンリコ・オノフリ(伊)の
<ENRIKO ONOFURI THE SECRETS OF BAROQUE VIOLIN>を聴く。
アルバム一曲目にバッハの<トッカータとフーガ>があるが、
他ははじめて聴く曲ばかりである。

そうとう前、イル・ジャルディーノ・アルモニコという古楽を演奏する集団の
<ブランデンブルグ協奏曲>を聴いたことがあるが、
現代楽器に聴き慣れた耳には極端で時に調子っぱずれな(そう聴こえた)彼らの演奏は
繰り返し聴くことができなかった。
エンリコ・オノフリはこの集団のコンサート・マスターであり
ソリストだったと今回のアルバム解説で知った。
今回はいい意味で裏切られたことになる。

バッハの無伴奏ばかり聴くことが多い私としては
このアルバムに納められたいずれの曲も新鮮な驚きがあった。
特にビーバー作曲の『ロザリオのソナタ集』からの<パッサカリア ト短調>は
静かに気持ちが沈潜していく感じがした。
他の無伴奏とも共通するが、たった一個の楽器で伴奏と主旋律が重なりあうように
演奏される弦の魅力に満ち満ちている。

弦の有名曲は時に甘すぎ、飽きてしまう。
そんな時、オフノリのバロック・ヴァイオリンでピシッとしたい。
そんなアルバムの顔つきと見た。
早く、秋になれ!

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