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2010年5月15日 (土)

グリーン・ゾーン

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映画<グリーン・ゾーン>を見た。マット・ディモンはボーンシリーズをはじめ気に入っている俳優である。マットは映画に合わせた身体づくりをしてくるし、格闘シーンにも体を張っている。

内容はイラク戦争直後のバグダッドでの大量破壊兵器を捜す兵隊の話。戦争前はあるあると騒がれ、戦争後はどこにも見つからなかったあれだ。通訳となったイラク人の最後の科白がこの国で生きる人の真の言葉だろう。監督グリーングラスの演出は手持ちカメラで臨場感に溢れ、最後まで見るものの気を抜かさない。

さて、最近アメリカ映画を見てつい考えてしまうのは映画の技術的な質の高さである。ハリウッド資本は世界を市場としているため、予算も莫大で<グリーン・ゾーン>にしても、あの<アバター>の特撮にしても映像として手抜かりがまるで見られない。画面に入る細部まで実に念入りに作られ、映画に奥行きを与えている。たくさんの才能あるスタッフがカメラの背後でじっと息を潜めて撮影を凝視している様子がうかがえる。

俳優と監督が気が合い、加えて信頼関係ができると<グリーン・ゾーン>のような映画が生まれるのだろう。以前よくあったが俳優が製作・主演で作られる映画はつまらなくなる場合が多い。わがままを主張と思い込み自分に甘く周囲も甘くするからだ。俳優は俳優に徹して欲しい。マット・ディモンの演技にはうぬぼれがないのがいい。

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コメント

美しい写真が見たくなると、こちらへ寄せてもらいます。

私も『グリーン・ゾーン』観ました。
ポール・グリーングラス監督+マット・デイモンは、評価しています。

いろんなブログを使用中だけど、ココログもありますが、ま、ここが1番、私としては使いやすい。

http://blogs.yahoo.co.jp/vraifleurbleu39/31849454.html

☆晴代さん こんばんは
ご無沙汰しております

そちらは今頃、ひどい雨ではないでしょうか
その雨も明日にはこちらに参ります

先週、江古田へ出かける用があり、
大学周辺を少し歩きました
区画はその時と変わっていないのですが
当時の店はほとんどありません
大学はよくあるガラスの校舎になっておりました
しょうがないので友人と記念写真を撮り
日帰りで帰ってきました

それでは、ブログに伺いましょう
<グールドの帽子>


投稿: 山下晴代 | 2010年5月23日 (日) 06時19分

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