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2010年2月

2010年2月28日 (日)

今宵

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妻  「夕飯、何にしようかな・・・」
オット「冬が終わりそうなので、カキフライ!」
妻  「ブーーッ」
オット「ショウガたっぷり生姜焼き!」
妻  「再び、ブーーッ」
オット「鉄鍋に醤油、酒、砂糖で肉をジューーッのす、すき焼き!」
妻  「ネギ満載、焼いた豆腐に、しいたけ、春菊、糸コンニャクのす、すき焼き!・・食べたいので、当たーりーッ」
オット「正解者にはペアでインドへご招待いしまーす」
春が近いとこんな感じでしょうか。
      

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2010年2月27日 (土)

一軒の店

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橋を無事に渡ったネズミの兄弟は街に入り、ようやくいい匂いが流れてきた一軒の小さな店にたどり着きました。その店のガラスのドアを観察していると人の出入りで何分かに一回は開くようです。何度目かの開閉後、子ども連れたお母さんがドアを開けたタイミングに合わせ二匹は店内に紛れ込みむことに成功しました。それから、数時間後・・・
「兄ちゃん、ひょっとして・・これが兄ちゃんが言ってた山の名前がついたケーキ!?」
弟ネズミの問いかけに兄ネズミはとても困りました。
実は兄ネズミが以前、街で見かけた大きなケーキはクリスマスの時期だったのです。
「うむむ・・・。我々ネズミ族ネズミ科にあの大きなカピバラがいるようにこのケーキの仲間に山のようなケーキもいるんだ!」
兄の苦しまぎれの返答に小首を傾けた弟ネズミでしたが、そこは兄思いの弟のこと、納得したふりをしました。
さて、まわりを見渡すとうまい具合に人の気配もしません。兄弟ネズミは『モンブランロール』に向かってまっしぐらに走り出しました。
誰も知るように甘い栗が好きなのは人間ばかりではありません。

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2010年2月26日 (金)

ガラスを磨く

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ガラスを磨いたというよりは拭いた。天気が良かったので思い立つ。特に汚れていたのは北西に面した座敷の窓ガラスで吹雪いた雪の跡が泥のほこりとなり残っていた。何本か多めのタオルを硬く絞り、一枚のガラスにつき三度拭いた。
何度もバケツの水を換え、タオルについた泥を洗い落としたつもりだったが拭き終え乾いたガラスにはうっすらと白い膜が逆光の中に残った。

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2010年2月25日 (木)

今日を終えていく者

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今日を終えていく者が交差する空の穏やか

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2010年2月24日 (水)

フワフワ

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「あれれ、なんかおかしい!?」と氷は思いました。
見ると自分の体がだんだん下のほうに離れていきます。そういえば、昨日から感じていたこの息苦しさはこの冬はじめての体験でした。そして今朝、暖かな陽射しが平野に降り注いだと思ったら気持ちがどこかフワフワ浮かんでいきます。
いつのまにか氷は地面をゆるっと離れてしまい、家の青や茶の屋根を下に眺めていました。耳をかすめる風が急に強くなり、中学のグランドや走る子どもの姿がひゅーんと小さくなっていきます。やがて、周囲の山と同じ高さになったかと思うと、遠くに海まで見えました。
「まぶしいな・・・そうか、これがお別れか・・」
心残りはいろいろありましたが、季節はさだめです。

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2010年2月23日 (火)

メイ・ヨーク 多羊島から帰る

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「ニュージーランドの大自然を満喫してきました!
最高峰マウントクックでのハイキングは5時間ほどかかりましたが
氷河の残る雪山目指して歩くのはとても楽しかったです。
美しい湖もたくさんあり、海とはまた違う良さがありました。
そしてやっぱり羊がたくさんいました。
広大な山に散らばる羊たちは確かにおいしそう・・・」
多羊島から帰ったばかりのメイ・ヨークからメールが届いた。
が、旅の後半に風邪を引き体調を崩し、羊を食べることができなかったそうだ。
ちなみに添付写真のタイトルは<いい木>とのこと。

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2010年2月22日 (月)

晴れた日

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田んぼの土の中から生きものたちのウズウズがつたわってきそうな日です

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2010年2月21日 (日)

雪降る街

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久しぶりに街に出て散髪をした翌日、風邪を引いた。いや、散髪が原因ではない。心当たりは別にある。メープル国でのカーリングでも見ながら、風邪を満喫しようォーッと。

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2010年2月20日 (土)

ツララ落とし屋

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「ツラーーラ、オトシッ!・・・ツラーラ、オトシッ!」
一日中、街を流したのですが、どの家からも声がかかりません。
「これだけ歩いたのに今日も一件も依頼がなかった。もっと、北へ、凍てつく冬がある街へ移動しなければならない」落とし屋はつぶやきました。
夕暮れて、長い棒を背負った<ツララ落とし屋>は帰っていきました。やがて、街をぬけると田んぼの雪原に肩を落とした長ーい影が延びました。

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2010年2月19日 (金)

窓ガラス

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天気がいいと光が溢れ、これまでの吹雪で汚れた窓ガラスが目立つ
いま少しの日和を待とう

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2010年2月18日 (木)

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「兄ちゃん、橋だ!」弟ネズミは前をゆく兄に言いました。
「そう、この橋を越えたらいよいよ街さ」兄ネズミは声を落として続けます。
「幸いもう日も暮れた、トンビのヤツらは来ない。橋は逃げ込む場所がない、だから一気に走り抜けるぞ」
弟ネズミは返事の代わりにクシュンとくしゃみをしました。
すると弟につられたのか兄ネズミも大きなくしゃみをひとつ。
それが合図だったのように
兄弟ネズミは歩道と車道の間の窪みをまっしぐらに走り出しました。
弟ネズミはまだ見ぬ“山の名前のついたケーキ”を想像しながら兄の背を必死に追いかけました。
一軒の店へ続く

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2010年2月17日 (水)

『臀』

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小説を読んでいたら『臀』という漢字が出てきて、最初は戸惑ったが再び読み返すと文章の前後から意味を推し測ることができた。『臀』とはお尻のことだった。そういえば臀部(でんぶ)という言葉もある。この漢字、藤沢周平の『麦屋町昼下がり』のしまいのほうに出てくる。この作品、一度は読んでいる筈だが、その時、納得して読んだものか少し怪しい。

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2010年2月16日 (火)

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視力が落ちても悪いことばかりではない。天井のくもの巣に気付かない。掃除が楽さ。

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2010年2月15日 (月)

朝刊

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二箱目のみかんもダンボールの底が見えはじめ、菜の花の和え物が食卓に上がる日々にいる

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2010年2月14日 (日)

吹き山

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先だっての吹雪の翌日のこと。車庫の前、雪が風に巻かれ小さな“吹き山”が出来ていた。昔、北に面した村落の背後には木と萱の高い雪囲いが作られた。その雪囲いの手前に北西からの風に飛ばされた雪が吹き溜まり、人の背より遥かに高い“吹き山”が生まれた。天気が良くなると、そこは学校帰りの子どもたちの遊び場となった。雪の迷路だったり個室だったり、今より危険が騒ぎ立てられない時代のことである。

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2010年2月13日 (土)

開会式

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バンクーバーでの冬期オリンピックがいよいよ始まった。開会式を全て見た。北京オリンピックの開会式も様式美と演出が素晴らしかったが、今回のバンクーバーもたいしたものだ。五万数千人が入るという箱で先住民族とカナダという国家を祭りスペクタクルで見せた。カーテンとワイヤーの使い方に感心したし、舞台セット、人の出入り、雪の降らせ方、カエデの葉の散らし方をどうやったのか気になった。観客が会場で配られたタイコを持ち帰るのが羨ましかった、ハハハ。
中盤、草原を走り飛び立つ少年が出てきて、使われた音楽がジョニ・ミッチェルの『青春の光と影』、原題が『Both Sides,Now』とテロップされた。気になって後でCDを取り出して歌詞を見ると「I've looked at love from bothsides now (私は両方から恋を見てきた)」というような使われ方をしている。“恋”にしても“空の雲”にしても、また“人生”にしても両方から見てきたがそれがどんなものか私には未だにはっきりとわからないとある。そう、青春とは途上なのでそんなものである。
69年に発表されたこの歌は後に映画『青春の光と影』で別の歌手によって歌われヒットした。残念ながら映画を見る機会はなかったが受験か期末試験の時、ラジオからよく流れていたこともあり私にとって印象深い曲だった。

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2010年2月12日 (金)

熾烈なバトル


いつだったかのクリスマス、メイ・ヨークにあげるプレゼントがなく、仕方なくメールで送ったのがこのネコとネズミの熾烈な戦いのアニメだった。こんなアニメを子ども時代に喜んで見ていた人にはなつかしく、知らない人には宮崎アニメとは違った娯楽に徹した世界がここにある。昨年、『カールじいさんの空飛ぶ家』というアニメがあったが、本編前のコウノトリが出てくるアニメにもアメリカアニメの伝統“これでもかあ!”が脈々と受け継がれていた。

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2010年2月11日 (木)

インビクタス

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『インビクタス』は南アフリカを舞台とし、この国初の黒人大統領となったネルソン・マンデラとラグビーのワールドカップを題材とした映画である。題名の「インビクタス」は“征服されない”の意。
クリント・イーストウッドは前作『グラン・トリノ』で新たな境地を見せたと思う。今回の『インビクタス』も小細工をしない悠然とした演出が生きている。わざとらしさがないのがいい。主役のモーガン・フリーマンはマンデラの強く熱い意志―なにせ、マンデラは政治犯として27年も刑務所に入れられた―を見事に演じ、モーガン本人の人柄の良さが滲み出る。マット・デイモンは胸が厚く、ラグビーをやる身体を作ってこの作品に望んでいる。大統領とラグビーチームのキャプテン、この両者の出会いからを見ていていくうちに心が暖かくなる。音楽にも幸福感が感じられた。希望を諦めてはならないと感じさせる映画である。

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2010年2月10日 (水)

スペンサーとホーク

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アメリカの作家 、ロバート・B・パーカーが先月一月に亡くなった。パーカーの初期作品群を読んだ時期は私の学生時代から社会人へかけての時代に重なる。学生の時、部活の後輩の女性がハードボイルドであるパーカーの作品を読んでいると聞きとても新鮮だった。女性でもハードボイルドを読むんだ!

しかし、熱心に読んだのは「初秋」くらいまでだったろうか。その後のパーカー作品は似たり寄ったり、いわばマンネリの感が拭えず店頭で冒頭をほんの少し読むだけですぐに書棚に戻すだけになった。

著作に使われていたパーカーの顔写真は口ひげのりっぱな笑顔のおじさんといった印象で、作品を発表する前の職業は確かどこかの大学の教授で自らハードボイルドを教えていたらしい。だから、パーカーはハードボイルド作家を紹介、研究するのに飽き足らず、自らのハードボイルド観を示したかったに違いない。そこから生み出された作品は現代のリアリティある探偵たちではなく、チャンドラーのマーロウに代表されるようなタフで酒好き、女好き、加えてセンチメンタルな昔の探偵だった。

スペンサーシリーズの主人公スペンサーはもちろん好きな探偵だったが、彼の仕事を手伝う黒人のホークの登場も愉しみで読んだ。ホークは遊び人なのに仁義に厚く、強かった。スペンサーシリーズ以外では「銃撃の森」が印象深い。

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2010年2月 9日 (火)

別邸の夜

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毎度のことだがフクミミは新聞休刊日の朝、郵便受けを覗いて初めて「そういえば、休刊日だったか」と思い出す。新聞がなく寂しかったが幸いNHKの国会中継で予算審議があり、飽きることがなかった。
イナカーナはようやく気温が緩み夜になり雨になった。そんな闇の中、響き渡るのはフクミミの欠伸である。この国は呆れたカネから難しい課題まで問題が山積みである。緊張の後に弛緩はやってくる。フクミミにも欠伸が出るわけである。

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2010年2月 8日 (月)

ルンバ♪

荻野目洋子、井上陽水と『コーヒー・ルンバ』は聴いてきたが、やはり、この曲は西田佐知子でいきたい。「昔アラブの偉いお坊さんが・・・」ではじまるこの曲の歌詞は―原曲とはまるで違う歌詞だそうだが―なつかしいエキゾチック感がありとてもいい。
朝食の後、淹れたてのコーヒーの香りを嗅ぎながら今日はどんな一日になるのかとカップを口に運ぶのだ。

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2010年2月 7日 (日)

深夜の廊下

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近所の―と言っても車で25分の距離だが―飛行場の飛行機が風と雪で離着陸ができない。深夜、熱燗でもとキッチンのレンジへ向かう。 廊下を往復してると冷凍庫の中にいるような寒さに笑ってしまう。熱めの燗にする。

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2010年2月 6日 (土)

タオル

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<雪の女王>とまではいかなくとも、彼女の下から三番目の家来でも訪ねてきたような朝を迎た。台所の濡れたタオルが半分凍っており、これは久しぶりの出来事だ。
子どもだった頃、家は改築前ですきまが多かった。冷え込んだ朝、流し台にぶら下がったタオルはカチンカチンに凍っていた。そのタオルをアルミの洗面器の中に立て、やかんの沸いたお湯を注ぐ。途端にタオルはお湯でふにゃふにゃになり、固い意志を失ったただのタオルに戻った。
そんなふうにして冬は顔を洗い、朝食をかきこみ、外へ飛び出した。

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2010年2月 5日 (金)

雪ノ夜

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こまかな雪片が静かに降りてキラキラ光る
そんな雪ノ夜です

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2010年2月 4日 (木)

発見者

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第一発見者は私である。が、どの猫かまではわからぬ。

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2010年2月 3日 (水)

節分

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部屋という部屋のドアやふすまを開け、落花生を撒く。「なんだ、ただののり巻きじゃないか」と言いつつ恵方巻きにかぶりつく。まだ、冬である。

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2010年2月 2日 (火)

水耕栽培

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台所に置かれた水耕栽培の皿畑には人参、大根の葉が育っている。シェフは時々、摘んで料理に緑を放り込む。

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2010年2月 1日 (月)

二月の朝

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例えば、二月の最初の朝は
どこにでもあるようなこんな朝からはじまる

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