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2010年1月 2日 (土)

楽友協会のメイ・ヨーク

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「せっかく音楽の都、ウィーンに来たのだ。コンサートのひとつくらい覗かなければならない」
うまい具合に当日で立ち見のチケットが取れたメイ・ヨークは楽友協会のロビーでウロウロしていた。すると見知らぬウィーン人女性がつかつかとアタシに近づいて来たかと思うとアタシが背負っていた巨大リュックを降ろせという。うーん、いったいなんだぁ?
「あなた、この格好でコンサートを聴こうというの?そのリュック、預かってあげるわ」という意味らしい。確かに立ち見とはいえ巨大リュックにジーパン姿のまるでバックパッカーのようなアタシは場違いだ。納得したアタシは彼女がホール係員であることをかろうじて理解し、リュックを渡したのであった。メイ・ヨークはこれまでサックスとピアノにしか興味を持ったことがなかったのでオーケストラ界におけるこのホールの格式の高さを知らなかった。
帰国した後、テレビで<ニューイヤー・コンサート>を見る度にメイ・ヨークは世界に名だたるウィーン・フィルの楽友協会大ホールでのこの出来事を思い出す。実はこの時リュックには寝袋まで入っていたのだ、アハハッ。

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