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2009年12月13日 (日)

空飛ぶ家

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映画『カールじいさんの空飛ぶ家』を観た。この映画、最初に短編のおまけがある。動物の赤ちゃんを作る雲とそれを運ぶコウノトリのやりとりなのだがディズニーアニメのお家芸を思わせる手を変え品を変えたアイデアで見せてくれる。それが愉しい。
本編、少年カールは活発エリーと出会いやがて結婚、その幸せと悲しみを見せる。振り返る人生なんてアッという間だ。10分後には少年カールはりっぱな頑固じいさんになっている。さて、ここからカールじいさんと押しかけボランティア少年との冒険が・・・とストーリーはこんなところで。
冒頭、カールとエリーが出会って口にする「冒険(ぼうぉけん)」の言葉のなんと魅力的なことか。未知なる世界を夢見る二人の目は輝いている。ジュースの栓なんていうのは子どもにとって最大の勲章だ。カールじいさんの顔、シャツ、ネクタイはアニメなのに布の質感。窓の外を鮮やかな風船と家が上昇していく情景の見せ方も巧み。犬の翻訳首輪の使い方も面白い。ラストクレジットまでとことん細部がうまい。
ストーリー担当が3人クレジットされているためか後半はアクションの見せ場に徹している。世界を市場とするとこうならざる得ないか。が、大人を泣かせる冒頭と後半の冒険活劇をうまく作品として収めた。
子どもの頃、ボクたちはどんなことを夢みたのか思い出す手がかりにもなる映画だぞ。

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