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2009年9月 3日 (木)

サーカスのこと

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小学生になる前くらいだろうか、海坂の城跡公園へ叔母からサーカスに連れて行ってもらったことがある。テントが張られた公園は海坂駅からも離れた場所だったので叔母と私は遠路をバスで出かけた。バスの窓から見る人やデンキン柱、建物は風のように後ろへ飛び去っていく。遠くの景色はそのあとでゆっくり移り変わっていった。街への外出だから叔母はよそ行きの着物姿で私は手作りジャケット、半ズボンにベレー帽くらいのおめかしをさせられていた筈だ。
さて、はじめてのサーカスはシルク・ド・ソレイユなどない時代、今と比べたらそれはやぼったいものだった。かろうじて覚えているのは空中ブランコ、綱渡りくらいでピエロや動物は出ていたかどうかの記憶は怪しい。それ以上に強く覚えているのはもぎりで切符を切った後、有料の座布団の貸し出しがあったことだ。借りたおかげで、お尻を硬い木の長椅子の上で痛めることなく叔母と私はサーカスを楽しむことができた。
チケットなんて言葉もない時代、よもや座布団にお金がかかるとは知らなかった。

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コメント

こんばんは♪
サーカスの記憶はやはり子供の頃
小さな犬が芸をしたことしか覚えてません
サーカスが行われた場所は今は銀行の駐車場
本当にこんな狭い場所にテントが張られたのか
記憶はどこまで真実なのか謎ですね~

☆エフさん おはようございます♪
エフさんも行かれましたか!
子どもにとってサーカスは未知の世界、
親は子どもの喜ぶ、驚く顔が見たいのでした
子どもの頃印象深く見た場所を大人になってから見ると
ガッカリすることは結構多いですね
時代の錆びに覆われていたり、成長とともに増える視覚情報に
慣れていくのかも知れません
<グールドの帽子>

投稿: エフ | 2009年9月 3日 (木) 21時42分

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