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2009年7月26日 (日)

マンゴーの作法

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琉球国からマンゴーが届いた。
<調理する側>
食するにはまず、冷蔵庫で充分冷やしたものを取り出し
まな板にマンゴー長辺を置きかつ幅細い方を上に立て、
マンゴー中心部に親指をまっすぐあてる。
親指のほんの少し外側に包丁を入れ実に対し平行に切る。
同様に反対側もカットする。
魚を三枚におろす要領らしいが、実は私は魚がおろせない。
カットした実は皮まで切らないようにさいの目状に包丁を入れ皿に乗せる。
ほどよき皿に乗せ、うやうやしく運ぶ。
<食べる側>
出された側はマンゴーが乗った皿をおもむろに目の高さまで持ち上げふーんと見、
鼻孔を人に気付かれぬよう膨らませマンゴーの甘き香りを味わう。
その折、脳裏に遠い南島の雨上がりのジャングルなぞ思い浮かべる。
決して暑苦しいハウスを思い描いてはいけない。
そして、皿を下ろし両手で持ち食するか、或いは匙スプーンを使う。
<調理した後>
まな板に残された真ん中の実と平たく大きな種は包丁を入れた者の役得、
客に見えぬようキッチンにてそのまましゃぶる。
以上、マンゴーを食す際の作法と心得よ。

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