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2009年6月11日 (木)

ルイサダのピアノを聴く

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暑苦しい夕方、ルイサダのピアノ・リサイタルへ。
ショパンがメインのプログラムで、ルイサダのショパンは陰影に富み
中篇ロマン小説を読むかのよう。響かせるべき音は充分に響かせる。
ルイサダが言うようにオールショパンのリサイタルプログラムでは
観客はチッソクしてしまう。
ショパンは40分間の演奏で終え、次はバッハのフランス組曲を楽しそうに弾く。
宮殿の中を宮廷ウサギが跳ねるかのようだ。
シューマンは胃腸薬を飲んだ後の穏やかな午後、しかも味わいもある。
ベートーヴェン「熱情」はイケイケどんどんで盛り上がる。
アンコールはドビュッシー「沈める寺」、低音が巧みに使われ、
水底から海上へ水をほとばしらせ現われる寺の大伽藍が眼前に見えそうだ。
ルイサダのドビュッシーは格好よく魅力がある。
こんなドビュッシー、はじめて聴いた!

メイ・ヨークの友人TIZURUは「ルイサダは笑顔がチャーミング!」と言っていた。
確かに笑顔がいい。譜面を前に見せる表情も印象的だった。
会場を出ると西から上がってきた小雨が降る。
イナカーナも梅雨に入る。

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