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2009年6月

2009年6月30日 (火)

剪定の終り

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「ふぅー、脚立から落っこちないでよかったな」

剪定師トラガリータは最後に花の終わったツツジに鋏を入れ
今年の長い剪定を終了した。
木、花、草、空、オレも水が命なのに毎日夏みたいな暑さだ。
ザァーザァーの雨が欲しい。

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2009年6月29日 (月)

拝啓 ますますご清祥のことと・・・

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お喜び申し上げます。
 このたびは小社刊行の「百年小説」のクイズのご応募いただき
まして大変ありがとうございました。
 多数の正解者の中から厳正な抽選の結果、ご当選されましたの
で「百年小説特製図書カード」をお送りさせていただきます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。敬具

読まないで解答できた作者が三分の一ほどのクイズ、ハガキを投函した。
ゲンセイな抽選があり、ポブラ社より図書カードが届いた。
忘れた頃にこんなこともある。

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個室のハンマースホイ

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個室の壁にはこれまでエジプトみやげのパピルスの絵を額装したものを
飾っていた。胸から上、横顔を見せた少女はツタンカーメンのようなアイラインをし、
目尻と眉のデザインが印象的だ。彼女はほんの少し口を開いている。
髪はストレートなのでカツラかも知れない。
(この時代に、ストレートパーマはなかっただろう)
さて、このプライベートな個室は横幅が狭く大きなものは飾れない。
そこで、昨年出かけた上野、西ノ洋ナシ美術館<ハンマースホイ展>の
チラシをエンジ色の木枠の額に入れる。
この個室ではよく水の流れる音が聞こえる。

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2009年6月28日 (日)

ソラマメ

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「おい、ジャック、雲の上まで行っといで!」

ソラマメのサヤはとても大きく、実はりっぱである。
サヤのままオーブンで焼き塩で食べようと提案したが、むかれてしまったさ。

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2009年6月27日 (土)

怖いが見たい

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何年か前、イタリアはミラノ、サンタ・マリア・デレ・グラツィエ教会という
長い名まえの教会でダ・ヴィンチの<最後の晩餐>を見たことがある。
要予約で人数制限があり、鑑賞に許された時間は15分。
湿度管理がされた教会の食堂の壁に<最後の晩餐>はあった。
修復されたその絵はほの暗い空間に鮮やかに浮かんでいた。
使徒の中から裏切り者が出ると予告するキリスト。
使徒たちに走る動揺。キリストの服、オレンジと青の対比。
静かな空間でじっと見るだけだった。

今回、『怖い絵』(中野京子・著)の中で取り上げられていた
ダ・ヴィンチの作品は『聖アンナと聖母子』。
この作品に限らずダ・ヴィンチの絵の背景の岩山は
淡く霞み中国の山水画にも似ている。
著者は「何もかも全てを語ってしまう小説が退屈なのと同じで、
推測する楽しみのない絵画は味気ない」と的を射る。
就寝前の私はベッドの中で賛成の挙手をする。
また、あとがきで「近代以前の絵画は白紙状態では鑑賞できないし、
知識は決して余計なものではない」とも語る。
これらの絵を前にして知識なき感性は無力ということだ。
『怖い絵』も3巻となり、これで幕を閉じる。
今回も著者の絵の背景を語る博識と辛めの語り口を大いに愉しんだ。

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2009年6月26日 (金)

スナップエンドウのおいしい食べ方

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「塩茹でして食う(断定的な口調で)」
「もっと、他には・・・?」
「これが一番だと思う(確信的な口調で)」
「そう?(不満そうに)」
「そう!(そう)」
「ドレッシングはどう?」
「ブー、ダメー(にこやかに)」

残念ながら塩茹で以上の『スナップエンドウのおいしい食べ方』はないらしい。

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2009年6月25日 (木)

点検および計画

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玄関先に白と濃い紫のあやめが咲き
紫陽花が少し色付きはじめている
雨が上がった朝、ゴミ出しを終えたシェフは
庭を見回り花の点検と今後の計画をする

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2009年6月24日 (水)

走れ桜桃!

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先の19日は<桜桃忌>(おうとうき)。
そうか、太宰治<生誕100年>の年だったのか。
どうりで最近の本屋、平台に太宰の文庫が多かった。
随分前に亡くなったので、ようやく百年という感が強い。
熱心な読者ではなかったので太宰といったら『走れメロス』になる。
教科書に取り上げられた作品が後にブンガクの入り口になったりする。
中島敦『山月記』といい、教育の恩恵はケッコウ大きい。

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2009年6月23日 (火)

不便

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車の運転にメガネをかけて二十年ほど暮らしてきたが
手許が見えないのはもっと不便なのでした。
新聞は離さないと読めない、
文庫本には老眼鏡、
指先に刺さったチカチカするトゲが見えない、
工具の先がぼやけて細かい作業ができない、
と挙げれば切りもなく・・・。
不便をまたひとつ受容する。

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2009年6月22日 (月)

オマエ

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おい、オマエ、どうすんだよ
今日がゲツヨウだってのがわかってんのかあ

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2009年6月21日 (日)

朗読者

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『朗読者』(B・シュリンク著)が映画化され、<愛を読む人>として公開された。
確かに、このタイトルだったら観客は数倍は増える。
ケイト・ウインスレットはディカプリオと共演しこの1月に公開された
<レボリューショナリー・ロード>とは打って変わった佇まいを見せる。
ベルリンのくすんだ街に馴染み、疲れて、率直で、ひっそりと暮らし、
訪れた官能の日々と本を読んでもらうハンナという女。
そのハンナを演じるウインスレットの不安な影を垣間見せる
まなざしは見事というほかない。
文庫本でこの小説を再読したところ、いったい何を読んでいたのかと
思うくらい見落としばかりある。
例えば48ページ、「ハンナはルーマニアで育ち、17歳でベリリンに
出てきて、ジーメンス、軍隊、戦後はさまざまな仕事をしてきた。
そして、この二、三年前から市電の車掌をやっている」
と略歴が紹介されている。
このさりげなさが最後に彼女の生きかたに思いを馳せることに繋がる。
この作品、本で読むと映画を見る、どちらから入っても
甘く、せつなく、深く、苦い。

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2009年6月20日 (土)

剪定師トラガリータ

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ヨコヨコヨコ、タテタテタテ、ヨコタテ斜めッ!
剪定師トラガリータは縦横無尽に鋏を動かしている。
季節は六月、お日さまが照ろうが曇ろうが、梅雨の晴れ間に
鋏をパチーンである。
イナカーナの街々に鋏の音が木霊する。
トラガリータは調子に乗ると自分が鋏を動かしているのか
鋏が勝手に動いているかわからなくなる時がある。
無我の境地?とんでもない、百年早い!
そういえば、バレエシューズを履いた途端に踊り始め
自分の意思で踊りを止めることができなくなった童話があった。
あれは、アンデルセンだったろうか。
ええい、鋏が踊る。
パチーーーーーーン。

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2009年6月19日 (金)

季節の色

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フクミミのしいたけのおかげで
季節のものをいただくことが多い
最初に三粒、洗いもせず口に運ぶ

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2009年6月18日 (木)

It's only a paper moon

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村上春樹の『1Q84』の扉では歌詞の一部が紹介され、
物語の中、ホテルのバーで流れている曲が『I
t's only a paper moon』
(イッツ・オンリー・ア・ペーパー・ムーン)。
この曲、ジャズで聴くことがあるが、はじめて目にし聴いたのは
映画『ペーパー・ムーン』というアメリカ映画(1974年公開)だった。
監督はピーター・ボグダノヴィッチ、監督の名前が難しかったので憶えている。
主演は『ある愛の詩』のライアン・オニールとその子どもテータム・オニールが出てる。
聖書を売る詐欺師と子どもの、今で言うロードムービーのような映画で
テータム・オニールが10歳でアカデミー助演女優賞を獲って話題になった。
煙草を吸い(もちろん、にせもの)、モーテルの階段をガニマタで降りる
テータムが良かった。たまにある、子役が大人の役者を食う映画。
映画はモノクロで、大恐慌時代の中西部がホコリっぽく描かれていた印象がある。
小説『1Q84』ではふたつの月がでてくる。
歌詞にある
<信じればホンモノになる紙の月>、虚実皮膜の世界だ。
作家の想像力は限りない。

おとといのイナカーナの朝、6時40分、月が出ていた。
日が早くて、もうすっかり明るい。
蚊に献血してしまう。

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2009年6月17日 (水)

増金の件

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各位
このたび、メダカ育英会では来る夏に備え、会長メイ・ヨークの指示により
めだかヶ池に「
金魚6金の増金」をおこないました。
内容は以下の通り。
       - 記 -
件名  金魚6金増金の件
種類  イナカーナ金魚
内訳  1金 300ダーズン
     4金 各200ダーズン
     1金 おまけ
計    6金(1,100ダーズン)

尚、空梅雨、夏ひでり、クァラス襲撃、厳冬被害など予想されますが、
それはそれ、・・コッホン(咳ばらい)、まずは新しい仲間である
金魚6金の成長を願おうではありませんか・・・。
以上。

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2009年6月16日 (火)

河村尚子のショパン

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河村尚子のショパンは爽やかな風が通りぬけていくよう。
目を閉じると、緑の草原だったり、崖の上で海からの風を受けていたりする。
夜想曲だったら第八番、またラストの華麗なる大ポロネーズが聴かせる。
彼女のショパン、甘くなくていい。

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2009年6月15日 (月)

網を張る

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池に網を張る。網は野菜ネットとして販売されていたもで、
一辺2メートルの正方形、硬いビニール素材が10センチの升目状に
組まれている。色は濃いグリーン。
池の中央に平らな石があり、その石の上を中心に四方に伸ばし張る。
池周囲の木と用意したブロックに網に継ぎ足したヒモで結わえる。
網は池の中央、水面から60センチの空中に張られる。
<めだかヶ池>のメダカと金魚を空から来襲する
黒い敵から守るために・・・。

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2009年6月14日 (日)

ハゲタカ

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ミミズが鳴いた翌日、映画<ハゲタカ>を見に行った。
因果関係はとくにない。
テレビ版はNHKで何度か再放送もあり、鷲津のキャラクターが良かった。
原作の小説で鷲津はピアノを弾く小男で、そのままのドラマ化だったら
見る気は半減したことだろう。
さて、映画は例によって鷲津(大森)が銀縁メガネをキラリと光らせ
戦闘モードに入るのだが、彼はもう前回までの戦いで燃え尽きたのか
とても冴えない。
むしろ、鷲津へ戦いを挑む劉(玉山)の方が魅力的である。
派遣の男が投げ返した金を拾わせる劉がいい。
劉の背景の見せ方が弱く残念である。
また、テレビ版が丁寧に描いたこと、加えてこれほどの金融恐慌が現実に
起こったため「アメリカを買い叩く」と鷲津が宣言しても迫ってこない。
映画だからといって欲張りは禁物である。
テレビ版<ハゲタカ>ファンはテレビ以上を求めて映画館に足を運ぶ。
けれど、テレビ以上に仕上がった映画はほんとに少ない。

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2009年6月13日 (土)

梅雨のあとさき

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夕方になるとミミズが鳴く。
ジーとミーの間くらいの連続した鳴き声。
梅雨で元気になったに違いない。
水分でプリプリになったミミズだが、
空から真っ黒な敵に狙われていることをまだ知らない。

調べると、あの鳴き声はミミズではなくケラだと書いてある。
ミミズのほうが姿かたちからして、それらしくて似つかわしい。
ケラはケラッ、ケラ鳴くように今後とも指導していきたい。

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2009年6月12日 (金)

1Q84

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もう、ずいぶん前のこと、村上春樹がアメリカ東海岸で暮らし始めた頃の
インタヴューだったろうか、「自分はいい生徒になれる自信がある」と語っていた。
たぶん、後の成果がチャンドラーをはじめとする翻訳作品の数々だろう。
いい生徒はよく学び、吸収し、調べ、考え、構成し、奇妙で面白い世界を
丹念につくり続けている。
初期の短編に芝を刈る男の話があったが、その丁寧な仕事と謙虚な誇りは
村上の作風だし、今回の『1Q84』にも存分に生かされている。
音楽では冒頭にでてくるヤナーチェク<シンフォニエッタ>が
効果的に使われている。聴いてみたくなる。
『1Q84』、取り上げられる音楽、映画、人物(牛河)、挿話(猫の町)、楽しんで読めた。
とりわけ、主人公ふたり(青豆と天吾)を交互に描く構成がとても巧みだ。

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2009年6月11日 (木)

ルイサダのピアノを聴く

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暑苦しい夕方、ルイサダのピアノ・リサイタルへ。
ショパンがメインのプログラムで、ルイサダのショパンは陰影に富み
中篇ロマン小説を読むかのよう。響かせるべき音は充分に響かせる。
ルイサダが言うようにオールショパンのリサイタルプログラムでは
観客はチッソクしてしまう。
ショパンは40分間の演奏で終え、次はバッハのフランス組曲を楽しそうに弾く。
宮殿の中を宮廷ウサギが跳ねるかのようだ。
シューマンは胃腸薬を飲んだ後の穏やかな午後、しかも味わいもある。
ベートーヴェン「熱情」はイケイケどんどんで盛り上がる。
アンコールはドビュッシー「沈める寺」、低音が巧みに使われ、
水底から海上へ水をほとばしらせ現われる寺の大伽藍が眼前に見えそうだ。
ルイサダのドビュッシーは格好よく魅力がある。
こんなドビュッシー、はじめて聴いた!

メイ・ヨークの友人TIZURUは「ルイサダは笑顔がチャーミング!」と言っていた。
確かに笑顔がいい。譜面を前に見せる表情も印象的だった。
会場を出ると西から上がってきた小雨が降る。
イナカーナも梅雨に入る。

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2009年6月10日 (水)

怪力メイ・ヨーク

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「前回の30キロに比べたら、なんてことない!」
20キロの旅行用スーツケース・サムソンを小脇に抱えたメイ・ヨークは
エスカレーターのないイナカーナの駅階段を
ガッシ、ガッシ昇ってゆきました

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2009年6月 9日 (火)

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早い時間のせいか、日曜のためか
たぶん、どちらのせいでもあるのだろう
駅から特急に乗り込んだ乗客は女性がふたりだけ

あんなに人の多い都会へ
どうして出かけてゆくのかな

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2009年6月 8日 (月)

アサガオ

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アサガオを植えた。予定では江戸のような藍色とエンジ色
植木と金魚まつりの折にはめだかヶ池の金魚を倍に増やします。
(選挙公約みたいだ)
八月の海坂花火大会の桟敷席を予約した、ドドォーーーン!
120センチ×120センチ、緑のシート付き。一番安いとこ。
アイスクリン、今年五回は食べに行くぞぉー!
夏を満喫するため、あたしメイ・ヨークは準備を怠らない。

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2009年6月 7日 (日)

グルグル

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グルグルが届いた。
四月くらいから頭の中をピンクのマカロンと一緒に回っていたアレである。
今回のグルグルの正体、実はスピーカーケーブル。
アンプとスピーカーを繋ぐ線、たかが線されど線である。
聴いている音楽の音を良くしたい、変えたい場合、
「スピーカーケーブル、ピンケーブル、電源コードの順に良くなる」
とものの本に書いてあった。
そこで、スピーカーケーブルを一番いいのに変更した。
手頃な価格で中途半端に変えても不満を持つのは目に見えていたので
<清水の舞台>から両手を広げバンジージャンプ!

そこで、肝心の音はどうなったか・・・。
例えば、平原綾香の『明日』という曲、
歌いだす直前に吸い込む空気の音が38センチは近づく。
肺活量が倍に増えたヒラハラアヤカだ。

これで、しばらくグルグルは頭の中でおとなしくなる。

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2009年6月 6日 (土)

二十日大根

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二十日大根はほんとに二十日でできるのか今年もチェックし忘れた

メイ・ヨークは私が作れるスープは
ミネストローネスープだけだと思っている。
期待にそえず残念だが、実はみそスープも作れる。
但し、シェフのような味にならないだけである。

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2009年6月 5日 (金)

鳥足升麻(とりあししょうま)

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お前、トリアシって名まえなんだってな
クッ、ククッ・・・・・!

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2009年6月 4日 (木)

矢車草

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あなたにどことなく似ている

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2009年6月 3日 (水)

プリン争奪戦

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ブッチ氏からおみやげでいただいたプリン、
その最後の1個をめぐり激しくも熾烈な争奪戦が繰りひろげられた
メイ・ヨークは次々に襲いかかる難敵を打ち破り勝利したとか・・・

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2009年6月 2日 (火)

芍薬

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芍薬は艶やかに雨に濡れ

汗をかいたので、モリオカ冷麺を食べにゆく。
その焼肉屋チェーン店の冷麺はあまりにも普通で、
とても
談志のように潔くはいかない。

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2009年6月 1日 (月)

ミズナ

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シェフが初めて植えたミズナが育った。
すぐそばのミニダイコン、二十日大根をスライスして
水洗いしたミズナと一緒にサラダにする。
そう、パストラミハムも短冊にして加えよう。
ガラスのサラダボールはどこだっけ?
最近気にいっているフレンチドレッシングを準備して、
朝の食卓へミズナサラダが運ばれる。

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