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2009年2月10日 (火)

告白

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湊かなえの小説『告白』を読みはじめてまもなく、
9ページ3行目を虫が上っていった。
白熱灯の下、テッシュで拭ったら虫は潰れて消えた。
軽く拭っただけなのにこわれて消えた。
虫の体は薄いクリーム色で細長い手足を持っていたので
これはクモの一種だろう。
本棚と壁との間に数センチ空間があったので、
そのあたりに住んでいたクモがこの本に忍び込んだと推測された。

『告白』は六つの短編で構成され、最初と最後を除いて
別々の登場人物の視点で書かれている。
秀逸なのは、中学一年を担任する女性教師である森口が語る
最初の『聖職者』だろう。
湊の文章にくすぐられ、その毒に笑う。

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