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2009年2月

2009年2月28日 (土)

旅立ち

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昨日まで川の中州にいたハクチョウの姿がない
無事に故郷へ帰れるといい
二月が終わる

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2009年2月27日 (金)

坂道のNKエージェント

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イナカーナのとある街、坂道を上りきる前にNKエージェントの事務所はある。
映画『おくりびと』を見た人なら知ってのとおり、NKエージェントは
旅行代理店ではなく人生の旅立ちのお手伝いをする。
さびれた建物に映画ロケ時に取り付けられた青いドアが
くすんだまま今なお残っている。
ドアを開けたら黒い長いすに山崎努が座っているかもしれない。
ハリウッドの賞の影響か、短い時間に幾人かが足を止め建物を眺め
デジカメを向ける。
この湊町が観光地としてミシュランより☆ひとつの評価をもらったことを
ニュースで見かけた。
いい機会でもある。街づくりのきっかけや見直しにして欲しい。
観光客にも住んでいる人にも、ぶらり歩ける街がいい。

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2009年2月26日 (木)

グランド



このグランドでたった一度だけだが
かけっこの一位になったことがあった

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曇り空の日

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曇り空が何日も続いて、時おり舞う雪も積もるほどには降らない。
平地の雪の多くは融けたが、周囲の山肌の半分は白い。
空はグレーでその下の海は暗い青が混じってもっと濃い。
イナカーナでは数少ないモダンな建物の喫茶コーナーの椅子に
腰をおろし、紙コップの熱いコーヒーを飲む。
ガラスのテーブルの中央にある花は造花だが、
こんな憂うつな曇り空の下、その桃色に息がほっと漏れた。

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2009年2月25日 (水)

証言・FかKか

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『証言・フルトヴェングラーかカラヤンか』(川口マーン恵美著、
新潮選書)を読んだ。
そういえば、今月早々にフルトヴェングラー指揮、ウイーンフィルによる
ベート-ヴェン『第九』が新たに発売された。
フルトヴェングラーの『第九』は一度はまると同じ曲をオーケストラを変え、
日時の別、リハーサルか本番かと聴かずにいられなくなる魔力が
どうやらあるらしい!?
私ははじめてフルトヴェングラーを聴いた時、
ひどい録音、並外れた勢いと熱にナンダコレハ!と思ったものだ。
さて、この本はフルトヴェングラー、カラヤン両者の指揮の下で
演奏を経験したことがある元ベルリン・フィルメンバーの
インタビューをまとめている。
インタビューを重ねるにつれカラヤンに比重が多くなる。
とくにカラヤンへの評が人によってまるで逆だったりするのがとても面白い。
著者はどちらも真実であろうと言う。
昨年はカラヤン生誕100年ということでライブ音源がCD発売され、
個人的にはブラームスの一番が良かった。
今年はカラヤンのEMI録音を聴いてみよう

ナルシステックで傲慢な帝王になる前、志高い時期の音楽が
聴けるかもしれない。

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2009年2月24日 (火)

雪だるま

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雪だるまは作った人に似る
メイ・ヨークはたぶんこんな顔してる

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2009年2月23日 (月)

長靴を脱いだ

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長靴を今朝は脱いできた
雪の冷たい感触を楽しんでいたら
何よ

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2009年2月22日 (日)

長靴をはいたメイ

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メイ・ヨークには長靴がよく似合う

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2009年2月21日 (土)

ベンジャミン・バトン

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「時を戻せば戦死した若者たちも帰ってくる」
自分の息子を戦争で亡くした盲目の時計師が作った大時計の
針は左に回転をしはじめ、映画『ベンジャミン・バトン』は始まる。
生まれたての老人ベンジャミン・バトンは父親に捨てられ、
サブタイトルにあるように数奇な人生をはじめる。
捨てられた場所が老人ホームというのがぴったりで
そこで育つベンジャミンの人生のスタートとしてこれ以上の設定はない。
ベンジャミンはそこでいろんな人に遭遇する。
見世物にされていたピグミー族はとても悠然としているし、
カミナリに7回うたれた老人には、カミナリが落ちる度
に笑う。
ベンジャミンにとって運命の人であるデイジーが
パリで事故にあうくだりの見せ方が興味深く、かつ面白い。
直前のほんの些細なできごとの積みかさねが引き起こす事故は
寸分の狂いもないも必然に思える。
人生を老人から逆行するベンジャミンを描くことでこの映画は
人が年を取ること、人を愛することの悲しさを際立たせた。
何よりもフィッツジェラルドの短編小説に目をつけたことが勝因である。
インド、南米など世界を旅するブラッド・ピットはとても様になっている。
ケイト・ブランシェットは硬質な美を見せる。
主役ふたりの特殊メーキャップが素晴らしい。
その皺、しみのひとつひとつまで丹念である。

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2009年2月20日 (金)

郷愁

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みそパン、カステラ、えびせんべい。
メイ・ヨークは二十数年前の郷愁を買ったところである。

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2009年2月19日 (木)

雪帽子

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なにかにつけ文句をいうくせに
冬は好きな季節だったりする

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2009年2月18日 (水)

キッチン

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キッチンにベーコンの焼ける匂いが漂い、
テーブルにコトッと皿が並べられた。
羊が丘は目玉焼きの黄身をつつきニッと目を細めた。
春よ、まだ見ぬ春よ。

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2009年2月17日 (火)

除雪ブル

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早朝、除雪ブルトーザーの騒音で起こされ、
雪かきし、雪かきし、雪かきし就寝する。
翌朝、再び除雪ブルが
ガガガガガーー。

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2009年2月16日 (月)

ダンボール

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昨日、メイ・ヨークから71個のダンボールが届く。
遅れてきたバレンタインにしては多すぎる。

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2009年2月15日 (日)

Snow White

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ふたたび、イナカーナは雪になった

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2009年2月14日 (土)

北帰行

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もう何日にもなりますが
ハクショウたちは北へ旅立ちはじめています
誰がいつ飛立つことを決めるのかそのタイミングはとても不思議です

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2009年2月13日 (金)

タイツ

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はじめてタイツを身に着けたのは<東ノ都文化会館>の楽屋でだった。
当時、クラシック音楽に何の興味もなく恐いものしらずだった私は
大学の掲示板に貼り出されたモダンダンス公演のアルバイトに
友人たちと申し込んだ。
一夜限りのワンステージでアルバイト代はたぶん1,500円か
2,000円だったと記憶している。
アルバイト当日、会場に集合し、ゲネプロ前に楽屋で身に着けた
グレイのタイツはとてもこそばゆいものだった。
友人同士、お互いのタイツ姿を見て言葉もなかった。
私たちの多くはダンス経験がなかったので演出家の指示に全て従った。
まず、舞台脇からホリゾント前に作られた斜面の装置へ上り這い出る。
這ったまま前へ進み、中央から舞台カミシモへ散っていく行為を何度か繰り返した。
お弁当を食べ本番を待った。
出番はダンス公演終盤、ソロダンサーの周囲を三十人ほどのタイツが舞台を這った。
むくつけき灰色タイツが舞台に湧き出ては、消えていく。
観客には迷惑な話だが、カーテンコールに一列に並び礼までした。
残念ながら、その後タイツをつけて舞台を這う機会は未だにない。

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2009年2月12日 (木)

クニタチ西洋美術館

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芸術新潮2月号で今年開館50周年を迎える<クニタチ西洋美術館>の
特集が組まれている。
風邪を引いたこともあり半日かけてコタツで読んだ。
この<クニタチ西洋美術館>の母体となった絵画は戦前造船で財をなした
松方幸次郎のコレクションだった。松方の父は首相も務めたことがある
松方正義でその環境や自身の留学経験が後の仕事に役立てられ、
ついにはヨーロッパで名画を収集することになる。
その中に写楽をはじめとする浮世絵もあったのだから、松方の功績は大きい。
ところが、フランスの田舎に保管されていたコレクションは第二次世界大戦終戦時に
敵国財産としてフランス政府に没収されてしまう。
その後、吉田茂がサンフランシスコ会議の際、返還を打診したところ、
フランス側からの返還条件が松方コレクションを主体とした美術館の建設だった。
昭和29年、上野に美術館を新築することが決まり、
建築家はル・コルビュジエとなった。
ル・コルビュジエの来日した時の様子も面白い。
コルビュジエは京や奈良の名だたる建築には目もくれず、
祇園あたりの街中の路地を実測調査していたという。
美術館の建築費用は時の政府の予算では足りなく、
企業などへの寄付も募りようやく1959年6月1日に開館した。
それから50年が現在へと繋がる。
また、フランスが各国にあるル・コルビュジエの建築物をまとめて
世界遺産の暫定リストに申請し登録されたとある。
そのうち、東ノ都初の世界遺産が誕生するかもしれない。
昨年11月に立ち寄った折は『ハンマースホイ展』を見るのが精一杯で、
この建物を味わう余裕がまるでなかった。
建築家がコルビュジエということも知らなかった。
次回はもっと丹念に見よう。


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2009年2月11日 (水)

氷の鏡

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土手の寒風にさらされた氷の鏡を覗いた
不透明にくもり、未来は見えない

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2009年2月10日 (火)

告白

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湊かなえの小説『告白』を読みはじめてまもなく、
9ページ3行目を虫が上っていった。
白熱灯の下、テッシュで拭ったら虫は潰れて消えた。
軽く拭っただけなのにこわれて消えた。
虫の体は薄いクリーム色で細長い手足を持っていたので
これはクモの一種だろう。
本棚と壁との間に数センチ空間があったので、
そのあたりに住んでいたクモがこの本に忍び込んだと推測された。

『告白』は六つの短編で構成され、最初と最後を除いて
別々の登場人物の視点で書かれている。
秀逸なのは、中学一年を担任する女性教師である森口が語る
最初の『聖職者』だろう。
湊の文章にくすぐられ、その毒に笑う。

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2009年2月 9日 (月)

朝の話題

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太陽が顔を出したちょうどその頃、
屋根瓦の巣から出てきたすずめたちは
そばの電線の上でおしゃべりに夢中だ。
三羽いたから、夫婦と子どもかもしれない。
話の内容から察すると、軒のつららは今日の天気で
落ちるか落ちないかということらしい。
私は落ちるに一票を投じ、朝食へと戻った。

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2009年2月 8日 (日)

空を見ている

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まだ、雪が降る前の一月はじめ。
シェフは五月雨川の土手で空を見ている。
「もう二十何年も前に見たヨーロッパの宮殿や教会の天井とおんなじだ」
と彼女が言う。
率直な感想にイナカーナの空は思わずギョッとたじろいだ。

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2009年2月 7日 (土)

焼き芋

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ん?なんか、おかしい?
はじめはホイールを着せられて、
次に皮がやたら暑くなった。だんだん、中まで暑くなり、
ぷーーーーーーッ、体が勝手に叫んでた。

石油ストーブの上からおいしそうな音が聞こえた。
もうすぐだな。

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2009年2月 6日 (金)

つかの間

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「今日はおだやかな一日だったな」
ひと冬、雪に守られたハクサイはふーッと息を吐きました
もうじき、夕日が沈もうとしています

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2009年2月 5日 (木)

百年小説

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51の短編をようやく読み終える。
三編くらいは途中で飛ばしたかもしれない。
読み進むと前の短編の内容を忘れてしまっている。
そんなものだ。
乱歩の『押絵と旅する男』は妖しく怪しい。
鏡花『外科室』の密かな美しさ。
志賀直哉の『真鶴』は短編の何たるかを教えてくれる。
篩(ふる)いに残った小説に冬夜が深くなる。

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2009年2月 4日 (水)

雪原

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この冬、食べて飲む以外は
一日一冊の本を炬燵で読み、
膨大な量の習字に励んだフクミミは
とうとうつま先から腰まで石になってしまいました。
このまま頭まで石になってしまうのでしょうか、あるいは・・・。

豆を蒔いた翌日には季節は早くも立つ春である。

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2009年2月 3日 (火)

カレーの名残り

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残ったカレーで失敗する。
かつての成功に奢りがあったのかもしれない。
『カレー南蛮そば』の失敗はカレールーのしょっぱさを考慮に入れず
めんつゆを加減しなかったことだ。
つゆ、カレーの濃さの黄金率を事前に求めていなかったことによる。
食後、体に入った塩分を中和しようと水をがぶ飲みする。
溺れたオットセイになった気分である。
ウオッ、ウオッ!

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2009年2月 2日 (月)

今朝のワッフル

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今朝のワッフルはアラレ入りである
ハチミツ、メープルシロップよりは砂糖があいそうだ

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2009年2月 1日 (日)

二月の景色

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おとといから天気が荒れている
冬期間晴れるのは数えるほどだ
回復したらこういう景色も見ることができる
もちろん、場所による

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