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2008年10月19日 (日)

十月のウィーン 屋根裏部屋篇

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ウィーンのナントーカ・パレホテルの部屋の白いドアを開けると
チョコレート色のクッションといかにもウィーン然とした
渋派手のベッドカバーが迎えてくれた。
部屋の半畳ほどしかない窓を開け顔を出すと窓は屋根斜面にあり、
窓周囲の屋根にはホテルを縁取る電飾用のコードがこれでもかと露出している。
屋根裏の部屋とホテル舞台裏の現実が同居する。
そこがまたいい。
窓からは道路を挟んで公園が広がり木々の間に
金色のヨハン・シュトラウス像が遠く見え隠れする。
モーツァルト像もしかり、マリア・テレジアのシューンブルン宮殿、
クリムトの蒔絵のような絵もあるウィーンは金色の似合う街だとつくづく思う。
窓を開けウィーンの秋の空気を吸いながら
クローゼットに明日のコンサートに着る予定の
濃紺のブレザーとピンクのワイシャツ、ピンクの薄いセーターを吊るす。
ピンクはそれまで私が身に着けたことのない色だったが
ウィーンのことだから許してくれる筈だ。
普段着るものに気をつかうことはないが、たまにはね。
どれ、夕飯までの時間、ロビーの探検にでかけようか。
秋、ウィーンにて。

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