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2008年9月 6日 (土)

フクミミ家 ぶどうの収穫

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シェフが育てているぶどうを許可なくフクミミが収穫した。
シェフは内心おかんむりである。

東ノ都庭園美術館でカラヴァッジョの絵を見たのはもう随分前のことになる。
殺人を犯して逃げたことでカラヴァッジョは有名だが、絵を描く前だったのか後か
その辺の事情はこんど調べよう。
そんなカラヴァッジョの絵の中に果物籠を抱えた少年の絵があった。
肩まで肌を見せた少年が女性かと思えるような眼差しで籠を持ちこちらを見ている。
上半身の少年の頬は赤く、唇を少し開けている。
少年の抱えた籠にはぶどう、りんご、桃、無花果、梨などの果物が満載である。
少年の微妙な性と果物がお互いを引き立て魅了する。
ぶどうをはじめとする細密な果物が光に輝いていた。

まだ、洗ってもいないシェフのブドウからは蟻がチョロッと出てきたり
細かなクモの糸がからまっていたりでその表面の光は鈍い。
シェフはナイヤガラとして購入し植えたが、育ってみれば別のブドウだった。
だから、皮と実の間がとても甘く黄緑色のナイヤガラは残念ながら
買って食べることしかできないのである。

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