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2008年9月

2008年9月30日 (火)

海坂眺望

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フェルメールの『デルフト眺望』は17世紀のオランダの街の景観を描いている。
左手前に数人の人物、船の浮かぶ水面、屋根のレンガ色、中でも印象的なのは
上半分を占める雲の陰影だ。
実際の絵を見た知人は描かれた人物のほんの一筆が凄いと感心していた。
さて、九月終りの『海坂眺望』は空き地に水たまりで一時顔を見せた。
海坂が城下町なら巨大なビルは建てず、散策するのに値する街並みを
作って欲しいところなのだが・・・。

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2008年9月29日 (月)

たまには

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考えることを休んで無題

たまには考えることを休んで無題

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2008年9月28日 (日)

初冠雪

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昨日は観測史上二番目に早い初冠雪が月ノ山にあった
遠くの山々にダークグレイの雲がかかる空の下 稲刈りが進んでいる

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2008年9月27日 (土)

冷たい雨

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寒いのでカーペット敷きつめ職人になる
ストーブも炬燵も出す
晴れたら窓ガラスを拭こう

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2008年9月26日 (金)

コスモス ポストカード篇

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それはあなたへの思いだったりする

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2008年9月25日 (木)

羊のおねだり

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「あのーぅ、もうひとつ、いただけませんでしょうか・・・?」
羊が丘はおそるおそるカウンター越しの主人へ声をかけた。

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2008年9月24日 (水)

コスモス

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朝 ゾクゾクして目を覚ます
体が少しずつ秋に慣れていく

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2008年9月23日 (火)

出星前夜

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高校生の時、世界史を選択したため、日本史は表面だけで中味にはうとい。
もっとも世界史も同様に受験のため教科書と参考書の丸暗記でしかなかったので、
歴史そのものへの興味を持つ機会もなく年月は過ぎた。人は簡単に老いる。
そして、海外旅行する機会があってはじめて塩野七生『ローマ人の物語』などの
書籍を手に取ることが多くなった。
今回読んだ小説『出星前夜』が題材をとった<島原の乱>からは
天草四郎くらいしか出てこないでいた。

前作である飯嶋和一著『黄金旅風』を読み終えた興奮のまま、本屋に走った。
『黄金旅風』では江戸初めの長崎を舞台に庶民を守る二人の若者を描いた。
海外に開かれた長崎を舞台にしているだけに登場人物の視野は広く、
二人の主人公は火事、貿易を通して長崎の人々を災害や権力から守る。
今回の『出星前夜』は『黄金旅風』から数年後、島原の乱に題材をとっている。
度重なる米の不作で島原の村々の飢饉は目に見えている。
支配する藩は農民にことごとく無慈悲で、政策などまるでない。
藩の圧制にキリシタンを中心とした農民が死覚悟の蜂起をする。
著者、飯嶋和一は漢方の知識といい、米の徴収がどのように行なわれたか、
また戦法とはどういうものかと読む側を納得させる筆力がある。
いずれも念入りな取材があったことをうかがわせる。
覚えきれないほどの人物を出し、次々変化する戦さの状況を描写する。
主人公の心情を最小限に留め、行動や事物を通してたたみかけ、
島原の乱とは何だったのかを俯瞰する。
最初は人物をはじめ漢字が多くて読み進むのが大変だが
慣れるとこれもいいリズムに変化する。
前作から四年この作品だけに時間をかけている。
入魂とはこういう作品である。

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2008年9月22日 (月)

空映る

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文庫本五十冊の応募シールで届いたパンダ時計に
朝の空が映る

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2008年9月21日 (日)

はつ栗

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ツルゲーネフ『はつ恋』 フクミミ家『はつ栗』

今年はフクミミに栗の枝叩き落しを禁止したので
幸いなことに自然落下した栗をシェフは11個収穫した。

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2008年9月20日 (土)

ふふふッ

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こいつ、ボクがどこにいるかわからない。
パーンと手をを打つたびにキョロキョロさ。
今度、・・・とっておきのマタタビ酒、嗅がそうかな。
羊が丘はふふふッと口元を緩めた。

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2008年9月19日 (金)

ポルトガルより伝来し

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『1546年、ポルトガルから伝来した異国の品々の中で
ひときわ美しく人々の目を引いたというお菓子が金平糖。
当時はとても珍しく貴重な品とされ、製造法はいっさい秘密。
織田信長も宣教師から贈られた』
と中のパンフにある。

メイ・ヨークからシェフへ桐箱入りの金平糖が届いた。
喜寿を迎えたシェフはふたつみっつと口の中へいれた。
甘さのと同時に香りが口中にひろがった。
これが本物のコンペイトウか。

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2008年9月18日 (木)

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天は澄み 秋を纏った菊をいただく

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2008年9月17日 (水)

エスプレッソ

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コーヒー暦の僅かな私がはじめてエスプレッソを飲んだのは
昨年メイ・ヨークの披露宴の席でだった。
料理の最後に出されたデザインデザインした白い陶カップの遥か底に
その液体はあった。
量の少なさに驚き、なんだこれはと飲んだ記憶がある。
その後、イタリアのバール事情を新書で読みエスプレッソと知った。
イタリアの街中にあるバールという文化は羨ましい存在だ。
街の人が気軽に短時間寄り、知り合いに挨拶したり店の主人から
情報を教えてもたったりできる。アルコールやバールによってはジェラートもある。
片や日出るこの国の地方に住んでると移動手段は車なので
コーヒーを飲みに寄ろうにも気軽さがない。
電車も乗ることもほとんどないし、コンビニに文化を求めても無理だ。
さて、この日は田んぼの中のシネコンで映画を見た後、
メイプル味のスコーンを手で千切りエスプレッソを飲む。
窓からどうしようもないくらい普通な駐車場をぼんやり眺めたり、
映画のことも少しは思い出しながら甘くて苦い午後の時間を過した。

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2008年9月16日 (火)

まつりの終り

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まつりが終わった
もう何年も神社の夜店には行っていない

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2008年9月15日 (月)

おくりびと

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映画<おくりびと>はとても混んでいた。
賞と初日と地元が舞台のせいだろう。年配の人が多い。
冒頭の地吹雪といい、白鳥、田んぼなどの自然と地方のさびれ具合が
一体となり描かれている。脚本前の取材が功を奏している。
高校生当時に歩いた街並み、よく行った今は映画をやめた映画館、
ふだん見ることができる山や川で撮影がされている。
説明より絵で見せて納得させてくれる。
そういう意味では生き方を変えようとしている地方出身者の設定は正解だと思う。
(へぇー、まともなチェロは二千万円近いんだ!)
葬儀前の納棺で随所に笑いと厳粛が混ざり合う。
見ている観客は実際に思い当たったりするから笑う。
亡くなった肉親への愛情は近親者の思いの強さだ。
その最後の舞台を納棺師が手伝う。
本木は納棺師の仕事に様式美があるとNHKのインタビューで語っていた。
その手際は山崎努と共に見るに値する。
本木は役者そのものが持つキャラクターというより、
大学相撲の映画のように役柄に生きるタイプだ。
題材の発案が本木からと聞いたがその思いが結実した演技である。

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2008年9月14日 (日)

月ノ山登ル

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白装束の女性連れが山頂から降りてきた。
先日、快晴を狙って月ノ山に登ったときのこと。
いざ、いざ、いーーざ。
マイ・フォト<
月ノ山登ル>で紹介します。

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2008年9月13日 (土)

稲穂とひまわり

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平野の稲穂が重く垂れ、ときおり風が渡っていく。
稲穂は黄金色に色づき、夏のなごりのひまわりたちも濃い黄色ときたら
イナカーナはこれはもう、フィンセント・ファン・ゴッホの世界だ。

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2008年9月12日 (金)

シェフの誕生日

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シェフと言っても、かの伊太利亜、仏蘭西国に見られるような料理は作れない。
シェフが若い時、この国は高度経済成長期とやらで
東ノ都ではオリンピックのために川を埋めたり、その上に醜い高速道路を作り
江戸の面影を次々と消していった。今の中国の大きな都市もそんなとこだろう。
当時シェフはもっぱら田んぼ、畑仕事に精を出していたので
作る料理と言えば煮物、炒め物、漬け物、焼き魚が主体である。
そんなシェフの誕生日に合わせ、帰国中だった当州エゲレス大使婦人より
花束をいただいた。
シェフは喜びの電話を大使婦人にかけ、互いの近況を語り合った。

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2008年9月11日 (木)

決戦前夜

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イナーゴはしばし思考中である。思考中であるから他虫が見たら
なにをぼんやりしているのかと不審に思われるかもしれない。
イナカーナ州南部ではきのうから稲刈りがはじまった。
人との戦いにどう勝負すれば我々イナーゴ一族に勝ち目があるのか。
作戦を練らなければならぬ。
決戦を前にしてイナーゴは無意識に左前足をスリスリ動かした。

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2008年9月10日 (水)

登る

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そりゃ 最後はしんどいです
月ノ山へ登った。狙ったので天気は快晴である。
(近日、マイフォトへアップします)

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2008年9月 9日 (火)

つまみ

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「もう、これからはビールのつまみにケーキはよそうと思う」
羊が丘は顔を下向きにしてモゾモゾ言った。
どうやら、羊なりに欲望をひとつ減らすらしい。

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2008年9月 8日 (月)

キャメル

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エジプトのギザでラクダに乗ったことがある。
料金は交渉してがんばって値切った。
ここで、<ラクダ乗り方講座>。
まず、座っているラクダの鞍にまたがる。
鞍前方の取っ手にしっかり捕まる。
これが肝心である。
ラクダはラクダ使いの合図で急に後ろ足から立ち上がる。
その時、はげしく前のめりになるので前へ落下しないよう
取っ手に必死に必死に捕まる。
ラクダが前足を伸ばすと体は水平になり少し安心する。
ラクダにまたがり予想以上の高さに喜ぶ。
そして、ラクダは砂地をゆっさゆっさと歩き始める。
遠くにピラミッドを眺め、初めて自分はエジプトの風景に納まっていると
カンコウキャクな満足感を得る。
ラクダから無事降りた後で、二三日前、同じくカンコウキャクの
フランス人がラクダ前方へストンッと落ち、骨折したと聞いた。
ラクダを乗り終えてから、それはない。

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2008年9月 7日 (日)

忍法

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葉隠れの術でござる。
と言いたいところだが危険が近づくと自然に体が・・・。
神さまもうまいことをする、少し皮肉。

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2008年9月 6日 (土)

フクミミ家 ぶどうの収穫

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シェフが育てているぶどうを許可なくフクミミが収穫した。
シェフは内心おかんむりである。

東ノ都庭園美術館でカラヴァッジョの絵を見たのはもう随分前のことになる。
殺人を犯して逃げたことでカラヴァッジョは有名だが、絵を描く前だったのか後か
その辺の事情はこんど調べよう。
そんなカラヴァッジョの絵の中に果物籠を抱えた少年の絵があった。
肩まで肌を見せた少年が女性かと思えるような眼差しで籠を持ちこちらを見ている。
上半身の少年の頬は赤く、唇を少し開けている。
少年の抱えた籠にはぶどう、りんご、桃、無花果、梨などの果物が満載である。
少年の微妙な性と果物がお互いを引き立て魅了する。
ぶどうをはじめとする細密な果物が光に輝いていた。

まだ、洗ってもいないシェフのブドウからは蟻がチョロッと出てきたり
細かなクモの糸がからまっていたりでその表面の光は鈍い。
シェフはナイヤガラとして購入し植えたが、育ってみれば別のブドウだった。
だから、皮と実の間がとても甘く黄緑色のナイヤガラは残念ながら
買って食べることしかできないのである。

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2008年9月 5日 (金)

朝刊

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朝刊を手に漂泊浮かぶ九月を眺める

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2008年9月 4日 (木)

海坂の枝豆

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海坂に用があり、駅近くのJAの店で枝豆を求める。
海坂には有名なだだちゃ豆があるが、その地区以外にも
別品種の枝豆はたくさん栽培されている。
ただし、それらはだだちゃ豆とは名乗れない。
その名乗れない枝豆をひとつふたつと試食しながら選ぶが、
甘さや食感は生産者ごとに違って面白い。
行きつ戻りつ試食をし、迷いながら一番おいしいと思う枝豆を選んだ。

本家のだだちゃ豆は一つのさやにあまり厚みのない豆が二個と
さえない外観だが”豆は見かけによらぬもの”と思えるほど甘味がある。
子供の時はその価値も当然わからず、現在のような評価もされていなかったので
ただうまいと殻を山のようにして食べていたものである。

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2008年9月 3日 (水)

スイカ

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九州からスイカをいただいた お礼にポストカードを送る

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2008年9月 2日 (火)

不足な事態

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先日、物干しのトタン屋根にペンキを塗った。
色は夏場に暑くならないようにうすねずみ色を選ぶ。
塗る面積を計算しペンキを購入し塗り始めたが、途中でペンキが足りなくなる。
つまり、トタンは波トタンであり面積は平面を大きく上回る。
そのことを計算していなかった。
そういえば、おととしも別の波トタンを塗った折、
足りなくなりペンキを買いに走ったことがあった。
同じ間違いを何度も犯すペンキ雇いである。

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2008年9月 1日 (月)

朝露

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九月最初の朝 朝露が降りていた

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