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2008年8月17日 (日)

子供じぶん

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子供じぶん、僕らはぶどうを『ぶんど』と言った。
日常食べることができるぶんどの代表がデラウェアであった。
そんな豪華そうな名前があることも知らず、
食べ終えた皿の上にはこんもり山のようなぶどうの皮と
身ぐるみはがされた茎が残った。
駄菓子やで巨峰のような羊羹を買って食べたこともあった。
半透明なゴムに包まれた今にしてみれば不気味な羊羹。
口を開けるとゴムは一瞬にして縮み、丸い羊羹が現れる。
一粒五円か十円の時代のこと。
さて、本物のぶどうが包まれた薄い紙をひらくと、
はちきれそうなデラウェアにぶんどが甦る。

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