« 旦那さんと声がした | トップページ | 茶の中の赤 まわりの黄 »

2008年4月17日 (木)

<ゴールデンスランバー>を読む

P1160554

第五回本屋大賞ということを知り、本屋に走った。
以前立読みした時は購入まで至らなかった。
今回候補の中では桜庭一樹<赤朽葉家の伝説>を
私は押すが、赤朽葉家は最後が弱いかもしれない。
三代目の主人公は普通人で魅力が少なかった。
それに別の賞もすでに獲っている。

<ゴールデンスランバー>はサービス精神に溢れ、
この先ストーリーがどうなるか楽しめ、最後まで抜かりなく
見せ場を作る。文章力というよりはアイディアの勝利と言える。
ゴールデンを読んで映画<ボーン・アルティメイタム>を
思い浮かべた。どこか相通ずる印象がある。

唯一の不満は読者が実際に読んで見ないことにはわからない
ミステリーとして明かせない<そのこと>を不満と判断するかと
いうこと。
まあ、それを上回るテクニックがあったので
票が集まったのだと思う。
(伊坂幸太郎 新潮社 1600ダーズン)

|

« 旦那さんと声がした | トップページ | 茶の中の赤 まわりの黄 »

② 見て聴いて読む!」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/394246/20227890

この記事へのトラックバック一覧です: <ゴールデンスランバー>を読む:

« 旦那さんと声がした | トップページ | 茶の中の赤 まわりの黄 »