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2008年4月23日 (水)

映画<大いなる陰謀>を見た

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またたく間の上映時間92分、引き込む脚本と
編集の見事さでアッという間に見終えた感じがする。
米上院議員は大統領に立候補する気はないとうそぶき、
野望に賭ける。
記者は議員の意図の裏を読もうとする。
教授は、・・・ 教授は気概のある若者を見つけたいと願う。

イラクでは何万人もの民間人がテロの犠牲者となり
アメリカ人兵士の使者は五千人を超えたとニュースがあってから
もう数ヶ月も過ぎている。
アメリカ国民は今回の選挙で共和、民主どちらを選択するのか。
その意味でもこの映画の問いかけは大きい。

9.11の直後、誰が正しい判断ができたかと上院議員は言う。
アメリカをもってしてもビン・ラディン一人を未だに発見できない。
イラクが核施設を持っていなかったという事実に誰もが驚いた。
しかも後の祭りだった。戦争前の報道はいったい何だったのか。
一度泥沼に浸かると抜け出すのにこれでもかという人の命が失われる。
政治家が戦争を決定し、戦うのは前線の兵士である。
映画では恵まれない環境に育った黒人とメキシコ人の学生は
自分たちの国アメリカのため軍隊に志願する。
教授が言うようにその判断と決断は自分がしなければならない。
教授と記者と議員の三者三様の姿を見る私たちは
正義を疑い、自分たちができる役割を考えさせられる。
映画の中に出てくるルーズベルトの言葉、
「正義と平和のどちらを選べと言われたら私は正義を選ぶ」
中近東やイスラムの国々を知り見るにつれ
アメリカの正義は他国の正義にはならないと思う。

R・レッドフォードは自分に誠実な映画を作る。
T・クルーズはトップガンだったのに今や政治家もできる。
M・ストリープは記者として悩む姿が良かった。
レッドフォード、ストリープ共に顔のシワを如実に見せてとてもいい。
ジャーナリストや若い人に是非見てもらいたい映画である。

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