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2008年1月

2008年1月31日 (木)

ドストエフな空

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青の中のかすかな赤み
カラマーゾフの兄弟が読み進まない

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2008年1月30日 (水)

冬は甘酒

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甘酒は甘すぎるとおいしくない。
おろした生姜をいれるとなおいい。
フーフー息を吹きかけても、まだ熱そうな場合
軒下のツラーラを折り、おもむろに
かき回すのがイナカーナの流儀である。

正月に帰省したメイ・ヨークは
作った甘酒を鍋ごと持ち帰ったと聞いた。

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2008年1月29日 (火)

カフカが歩いた街 プラハ⑪

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学生時代、カフカの小説<変身>を英語の授業で
読んだ。正確に言えば和訳した。
当時の学生の大半がそうだったように、
チンプンカンプンだった。
確か、中学位に訳されたものを読んでいた筈なのに
どうしてこうチンプンカンプンなのか。
教師に指名され和訳するのが段落毎だったため、
その箇所だけの近視眼的に見たのか、
あるいは、英語からの和訳だからか。
文庫本で新訳が出回るようになった最近、再読した。
不条理とばかり思っていたこの小説はこっけいで
ドライだった。印象は覆(くつがえ)される。
だから、快感である。

カフカの歩いた石畳の街プラハは
美しい色彩の建物と同時に
朝目覚めたら醜い虫になってしまってもおかしくない
魅力的な暗さをも持っていた。
夜、外灯の光がこぼれる石畳をカッツ、カッツ歩く
カフカの姿が目に浮かぶ。

写真は旅のおみやげ。
プラハ城からカレル橋へ向う途中の店で買った。
ソラの文字、黄色と黒が効いている。
今、トイレに飾っている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
プラハの旅、これでおしまい。

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2008年1月28日 (月)

美しい建物  プラハ⑩

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旧市街広場はプラハの中心のようだった。
火薬塔に登り、プラハが塔の街だと実感した後でたどり着いた。
この広場の建物はゴシック、ルネッサンス、バロックと
時代の異なる建築様式が立ち並ぶ。
様式が違っても歴史の重みが街を語る。
そして、宗教改革の先駆者ヤン・フス像が立ち、
ティーン教会がそびえ、馬車が走り、たくさんの人々がたむろする。
一人なのでお茶するのにもタジローグ。
だから、ひたすら歩く。
旧市庁舎の下にある有名な天文時計は
あいにく修理中でシートがかけられて見えない。
(メイ・ヨークは見たらしい)
ついていないって?
また、機会があったら見に来るさ。
コンサートやオペラにも行けなかったしね。
<新世界より>のドボルジャーク、
<モルダウ>スメタナ、
<変身>はカフカ。
今回は下見ということにして、なぐさめて次の街へ向うのさ。

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2008年1月27日 (日)

カレル橋のジャズ  プラハ⑨

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カレル橋でのんびりしたジャズを聴く。
いずれも古い曲ばかりだがここにはピッタリ。
ここでマイルスなんかやったらパリになってしまう。

演奏してる前で、腰を降ろし上半身を揺らし
熱心に聴く一人の観客がいた。
小粋に帽子を被った赤い髪の女性だった。
橋の欄干の上では二羽の鳩も首を振る。
クッ、クッ、クックルー。

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2008年1月26日 (土)

街を繋ぐカレル橋 プラハ⑧

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これだと思う都市を訪ねたら、高い塔に登ろう。
チケットが少々高くても奮発しよう。
ハーハー言いながら、時おり休みながら狭い階段を登る。
下りてくる人にはヒーヒー挨拶する。
そして、ようやく街を俯瞰(ふかん)する。
十月のカレル橋は人であふれていた。
石造りの橋は欄干に30体の聖人像。
いい感じの都市の条件は、街の中を美しい川が流れること。
また、街をつなぐ橋を人が足で歩けることが羨ましい。
橋は歴史と文化と人を繋ぐ。

橋の上を行ったり来たりした私は
プラハの情景をモノクロで写した写真を購入し、
古いジャズの生演奏に耳を傾けた。
橋の欄干に体をもたせかけ、王宮や赤茶色の街を眺める。
午後のヴルタヴァ川は秋の光を照り返し、
黄葉の木々の間を風が通り過ぎて行く。
十月、私はカレル橋にいた。

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2008年1月25日 (金)

プラハの石畳 プラハ⑦

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夏になると溶けそうなアスファルトの道路を持ち、
木と紙でできている家に住む湿気ノ国からやって来たので、
やっぱり、石畳はおさえておかないとね。

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2008年1月24日 (木)

街のポスター プラハ⑥

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チェコはデザインの国でもある。
切手もイラストがステキだし、
雑貨もいわゆるかわいいのがたくさんある。
童話かおとぎの国みたいだ。
阿部サダヲのウルルンで見たが、
ヒトコマ撮りのアニメもいい味を出していた。
ポスターはお国柄を知る格好のメディアだ。

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2008年1月23日 (水)

パウダー・シュガー

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なめたらいかんぜよ
冬の夏目雅子である

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今朝 東ノ都に雪が降る
人の気持ちも白くなるといい

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2008年1月22日 (火)

街へ下る  プラハ⑤

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プラハ城から街へ下る階段の壁。
どこにでもあるような午前中の木と人の影。
けれど、これが最初で最後かも知れない
旅人にとっては忘れられない情景。
この階段の途中で見かけた
<カレル橋夕景>の絵が頭から離れず
午後の自由時間に捜し求めることになった。

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2008年1月21日 (月)

猫の看板 プラハ④

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プラハ城、黄金小路にあった猫の看板。
黄金小路は16世紀、錬金術師たちが住むようになり
名付けられたと言う。
ピンクや青の壁のカラフルな小さな家々がつらなる。
今は、ここの家々はおみやげ屋さん。
小窓のあるトイレも小さかった。
この手前にカフカが33歳の時、
住んだ青い壁の家がある。
その色で作家のイメージが膨らむ。

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2008年1月20日 (日)

旧王宮の床板  プラハ③

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旧王宮のヴラディスラフホール。
様々な行事に今も使われているそうだ。
アーチ状の天井がユニーク。
床板が昔の体育館か講堂のようで
なつかしい味わい。

プラハはモーツァルトのオペラ
<ドン・ジョバンニ>の初演の地。
モーツァルト自身、愛着を持った街だった。
夜、国立マリオネット劇場で
<ドン・ジョバンニ>の公演を見た。
オープニング、子供が多い中で
ヌード雑誌を見せる舞台演出があり、
見てる大人の方が心配してしまう。
最後にマリオネットをあやつる人も出てきて
人形との大きさの対比が面白かった。
観客は韓国人が多かった。

ちなみに、メイ・ヨークも冬のプラハで
人形劇を見に行ったというので感想を聞いたが
はっきりしない。
問いただすと公演中ぐっすり寝てたそうだ。
確かに、メイ・ヨークは子供の頃より部屋を
覗くとピアノか寝ているかどちらかだった。

舌を出した写真で有名なアインシュタインは
「死とは、モーツァルトを聴けなくなることだ」と
語ったが今の私はそこまでは無理だな。

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2008年1月19日 (土)

大聖堂の光の色 プラハ②

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プラハ城内にある聖ヴィート大聖堂は
ゴシック建築の威容を誇る。
中のステンドグラスにはアールヌーヴォーで有名な
ムハ(ミュシャ)の作品もあるそうだ。
ヨーロッパのあまたの教会に見られるように
神は高い柱のある空間と
ふりそそぐ光の舞台が好みらしい。
それに、響きわたる空間もね。

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2008年1月18日 (金)

十月 プラハの朝  秋のプラハ①

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ロンドンで飛行機を乗り継ぎ、
前夜遅くにプラハに着く。
夜なので、街が掴めない。
中心地から数駅離れたホテルで朝を迎えた。
十月の半ば早朝、7階の窓から通りを見下ろすと
人が寒そうに歩いている。
上空には飛行機が飛び、白く短い航跡を残す。
静かな朝焼け。
記念に自分と部屋をセルフタイマーで撮る。
デジタルカメラの液晶画面を見てガッカリもするさ、
ボケッとした男のパジャマ姿だ。
気をとりなおして、
さあ、一日一万歩、旅のスタートだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
イナカーナは雪の日々が続きそうだ。
そこで、かつて旅した中欧チェコのプラハを
これから何回かに分けて紹介しよう。

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2008年1月17日 (木)

冬の光

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ときおり冬の光射す
いまだ思考が冬眠してる

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2008年1月16日 (水)

きのうスノーマンが・・・

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きのう、スノーマンが夜空を飛んだせいか
イナカーナには一晩で30センチほどの雪が積もった。
シンシンと静かな夜だった。
早朝、ブルドーザーの音がうるさかったので
雪が多いことは予想された。
そして、ベッドからようやく抜け出し
カーテンを開けた。

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2008年1月15日 (火)

午後3時35分

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さっきまで聞こえていた子供たちの声が消え
雪だるまは上空を見上げる
午後3時35分
夕闇は近い
今晩あたりソラを飛んだら気持ちがいいかもしれない

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2008年1月14日 (月)

いつからか・・・

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ゆれる湯気の白
約束の冬
いつからか
コーヒーを飲むようになった

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2008年1月13日 (日)

白い帽子

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「お似合いですね」
そう、トケルは禁句なので・・・。

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2008年1月12日 (土)

ふーん はかるの?

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氷の子供がランドセルから
定規を取り出した朝

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
11日、イラクの首都バグダッドに雪が降ったと言う。
残念ながら、積もるほどではなかった。
イラク人にも、駐留のアメリカ人にも、
主義主張にも、宗教にも、憎しみにも、
そして、家族の屋根の上にも、雪は平等に降る。
約100年振りの雪。
ガルシア・マルケスが喜びそうだ。

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2008年1月11日 (金)

2センチの朝

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2センチの朝の新雪で世界は輝く
ことができる

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2008年1月10日 (木)

ケーキは白い・・・

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ケーキは白い
白いはおにぎり
おにぎりはメイ・ヨークの口の中
となる

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2008年1月 9日 (水)

記憶ノート

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今の映画、特にイナカーナのような地方ではそうだが、
客入りのよさそな映画ばかりで、是非見てみたい映画がこない。
最近では<迷子の警察音楽隊><再会の街>
<ぜんぶ、フィデルのせい><レンブラントの夜警>
といったところか。
記憶ノートに残る映画が見たい。

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2008年1月 8日 (火)

戦いの相手

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日本海の海温が以前より1度あがったそうだ。
山沿いには雪が降るがイナカーナは海沿いの
平野のためか、なかなか積もるほどに降らない。
昨年から今年にかけ降っては消えが何度にもなる。
福島でみかんが獲れ、北海道が米どころになっていく。
北極が凍らなくなり、各国の利権がからんでいく。
今世紀は地球温暖化との戦いだ。

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2008年1月 7日 (月)

それは・・・

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それは 美しく
かけがえのない日々

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2008年1月 6日 (日)

焼いたチーズケーキ

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カブ・バッギッジくんの神戸出張みやげは
<焼いて食べるチーズケーキ>だった。
ケーキを二~三分、オーブンで焼くと
上のチーズがとろけた。
チーズが伸びるのでフォークとナイフを使う。
ふんわりした生地の甘さとチーズの程よい塩分が
口の中で混じり合うおいしさ、かな。
また、<羊が丘>に内緒にしてしまった。

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2008年1月 5日 (土)

ユーミン・フィルムズのこと

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昨年末、29日の夜、ユーミンの曲を題材にした
ショートフィルムをNHKが3本オンエアした。
中で気に入ったのは3本目の<新年好(シンニェンハオ)>、
2010年2月14日にバレンタインデイと中国の新年が重なる前夜。
カラオケ店を舞台に従業員の仕事に忠実な若者と
日本語を勉強しに来たのになかなか覚えることができない
中国人の女の子の午後11時から12時までを描く。
異文化の二人の言葉のやりとりが面白い。
監督の作風は役者に正面切った芝居をさせないで
シーンで見せるすこし離れた撮りかただった。
二人表情は読み取りにくいが、
その行動で心の変化をうまく見せていく。
プライベートで、ユーミンは荒井由美時代が好み。
青春のバックグランドと重なるからだろう。
松任谷になってからは一時期、マーケティングそのもの
のような題材、歌詞が気になり駄目だった。

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2008年1月 4日 (金)

メイ・ヨークの伝言

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朝起きたら、メイ・ヨークは伝言を残して、
温泉ナルコへすでに出かけたあとだった。
まあ、そういうこともあるさ。

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2008年1月 3日 (木)

冬眠カエル 初夢を見る

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「ナッ、なんだ、おめえ、りっぱなヘソがあるじゃねぇか。」
暗い穴の中、カエルは薄目で自分のお腹と見比べた。
「ヘソがあるからって、いばるなよな」
ん、これは、初夢か?

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2008年1月 2日 (水)

おせちをいただく

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昨年に引き続き、九州より<おせち>をいただいた。
朝一で電話があったので、出たら宅急便。
玄関の鍵が開かずに、宅急便は電話をくれたのだった。
箱根マラソンの中継の音で家人は誰も宅急便に気づかない。

おせちの中の<黒豆>はこの国を南から北へ旅をする間、
振動のおかげでエビのおしりに挨拶したり、
煮しめのこんにゃくと友だちになったり、
栗きんとんから仲間に入れてもらえなかったりと
桐箱の中を縦横無尽に飛び回ったのだった。

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2008年1月 1日 (火)

謹賀新年

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北の冬は色がなくさみしいので、
年賀状は<もみじシャーベット>にした。
年賀状は写真にすることが多い。
忙しかったり、元気がなかったり、
ずいぶん長い間、ひと言を入れるスペースが作れない。
トここで詫びを入れて見た。

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