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2007年11月 9日 (金)

ナルコへ紅葉を見に行く その2

2p1050698

「蔵王のダリア園から、ドッコ沼へ登るゴンドラ・リフトの中で、
まさかあなたと再会するなんて、本当に想像すら出来ないことでした」
宮本輝の<錦繍>(きんしゅう)の書き出しだ。
秋になると、取り出して読み返す小説である。
離婚したかつての夫婦が十数年ぶりに出会う。
このことをきっかけに手紙のやりとりが始まる。
手紙は互いに言い尽くせなかった過去の事柄に及んでいく。
中でモーツァルトの交響曲に触れる出来事があり、
普段あまり聞かないモーツアルトの交響曲が無性に聞きたくなる。
39番、40番ト短調、41番ハ長調<ジュピター>。
手許にあるカール・ベームの指揮で聴く。
小説終盤、令子という女性が手紙を読むくだりでは
いつも胸が熱くなる。
新潮文庫ででてる。

日曜に出かけたナルコ峡、紅葉としてはくすみがちな色、
撮る写真に赤い色が欲しくて広場を歩き回る。
結局、トイレの裏で赤を見つけた。
そう、ロケーションは小説のようにはいかない。

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