« くつした 整列する | トップページ | おい、なっ、なんだよ! »

2007年10月21日 (日)

マット・デイモンの老眼鏡  あるいはボトルシップの苦い味

P1040082

映画<グッド・シェパード>を見た。
マット・デイモン、アンジェリーナ・ジョリー、デ・ニーロが出ている。
監督はデ・ニーロ。デ・ニーロは<タクシー・ドライバー>以来の
ファンだから、もう、ずいぶん古い。

内容は「CIAという組織と自分の家族の間で
心を引き裂かれていく主人公エドワード、演じるのはマット・デイモン」
とチラシに書いてあって、その通りだ。
マット・デイモンは無口な役柄で、老眼鏡のレンズを通した目で
全編を演技しなければならない。
マット、アンジェリーナ共に若さがどうしても勝ち、
後半の役年齢の味が出せない、苦味がでてこない。
後、十数年も撮影を待つこともできないし・・・。
主人公はもう少し若い時のデ・ニーロに演じてもらいたかった。

デ・ニーロの演出は映る空気の色まで変えてしまうかの
ようなコッポラでもなく、スコセッシの手だれ、
またデ・バルマのようなケレンも見せない。
とても地味で抑制されている。
3時間近い上映時間の長さは特に感じられなかったから、
それなりに楽しんで見た方と言える。
丁寧な描き方だったが、物足りない印象も大きく残る。
それが何なのかと問われても、まだうまく説明できないな。

デ・ニーロが出ていた監督セルジオ・レオーネの
<ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ>。
題材の描き方、出演者、音楽、見せ方のうまさに酔った。
映画は監督次第であるとつくづく思う。

そして、<グッド・シェパード>。
この主人公の趣味がボトルシップづくり。
・・・まあ、ご覧あれ。

|

« くつした 整列する | トップページ | おい、なっ、なんだよ! »

② 見て聴いて読む!」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« くつした 整列する | トップページ | おい、なっ、なんだよ! »