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2007年8月19日 (日)

平成版なすの戦い イナカーナの陣

L1220956

そもそも戦いのきっかけはなんだったのだろうか。
思い返せば、些細なこと。
それはお互いの好意から始まったと言えるかも知れない。
フクミミ好物のなす、今宵も自ら皿盛し食卓に置いた。
もちろん、自分の席のまん前にである。
近頃、丸く小ぶりになってはきているが、
夏の終わりまでまだまだ食べつくす予定だ。
今晩もたっぷりのしょうゆをたらし、むしゃぶりついていた。
気づくと、それを見つめる者がいる。
メイ・ヨークである。

フクミミ、好意でメイ・ヨークになすを勧めたところ、
メイから、なすを冷たくして(食べてい)るのかと問われ
そんなことは関知せずと鼻であしらった。
フクミミに負けず劣らずなす好きのメイ・ヨークは
おいしいもいのはよりおいしく食べたい意志を持つ。
メイは冷蔵庫製氷室からむんずと氷を取り出すと
別の深皿になすとともに放りこんだ。
ホウリコンダモノダ。
<平成版なすの戦い・イナカーナの陣>の
戦いの火ぶたがここに切って落とされた。
かくて、フクミミの生温かいなす漬け(一夜漬け)と
メイの冷えなす漬けが同じ食卓という土俵に乗った。
両者とも一歩もゆずらず己のなすを次から次へと食べる。
戦いはいつ果てるとも知らず・・・。
筆ノ者は正直者なので、二人の顔をのぞきながら
こおりの入ったなすの皿へそーッと箸をのばした。
(ト言うことはメイ・ヨークに加勢か)

フクミミは食べる方法を強制される覚えはないと主張、
一方、メイはおいしく食べるほうがいいに決まっているとゆずらない。
それを怠り、冷やしてないなんて許せないのである。

ともになす好きのために衝突し、陣を張ったフクミミとメイ。
しかも、どちらもなすのヘタを残す食べ方も一緒である。
猛(たけ)き夏 なすの戦(いくさ)の 夕べかな

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