« シェフ・ゴロタン じねごへ行く | トップページ | ソラが落ちてる »

2007年6月 6日 (水)

イナカーナ州 畳奉行に

就任しているシェフ・ゴロタンの指揮の下(もと)、
昨日(さくじつ)、フクミミ本宅台所に畳(たたみ)が敷かれた。
例年、五月に執り行なわれる行事であったが、
今年は天候不順(
春に雹が降ったり)が続き実施が見送られていた。
六月に入りさすがに気温25度前後となり蒸暑(むしあつ)さもあり、
「皆の者、よーく聞け、御畳(おんたたみ)、敷けえー!」
急遽(きゅうきょ)、畳奉行の号令が下された。

フクミミ本宅、初めての客人は通常、本宅茶の間に案内(あない)されるが
二度目あるいはなじみともなれば居間を兼ねる本宅台所へ招かれる。
台所で時候の挨拶、日々の天気、よもやま話に花が咲く。
もてなす茶の水ははるか
トリウミ山から運ばれた。
その台所への畳敷きである。
まず、昨年十一月に取り付けられた御電器炬燵(こたつ)様が片付けられた。
今頃、コタツとお思いか。イナカーナは北の州である。
御電器炬燵様は例年よりひと月長い七ヶ月の御役目を終えられ
収納庫へ搬入された。
その際、片付けに伴う半年プラスひと月のゴミの多さにてこずり、
ソージ機から排気されるほこりに悩まされる奉行とその部下たちであった。

一時間と少し後(のち)ようやく御古畳(おんふるだたみ)様の掃除が
終わり無事敷かれた。
なぜ、無事かというと御畳様は古い日本家屋においては部屋ごとに
サイズが微妙に異なる。
つまり、畳は部屋にあわせ作られ、敷く場所も畳ごと決まっているからである。
ご覧あれ、畳裏には数字が書いてある筈だ。
間違った場所に畳を敷いた場合、後の畳が浮き上がる。

畳が敷かれた居間兼台所。
奉行と部下たちは畳のうえ、やおら横になると、
「やはり、夏は畳に限るわな」と鬼平気取り。
うちわ、うちわ」と走る部下もいる。
古畳ではあるが、感触はこのうえない。

もうじき、蚊のシーズンでもある。
蚊取り線香も確認しなければと思う畳奉行シェフ・ゴロタン。
イナカーナの季節はうつろう。

120040723_089

|

« シェフ・ゴロタン じねごへ行く | トップページ | ソラが落ちてる »

⑦ シェフ・ゴロタン」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/394246/6682993

この記事へのトラックバック一覧です: イナカーナ州 畳奉行に:

« シェフ・ゴロタン じねごへ行く | トップページ | ソラが落ちてる »