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2007年5月 4日 (金)

イナカーナ 十二滝と他国の石

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イナカーナの地元観光の第二弾は<十二滝>であった。
ときどき小雨がちらつく昼。
道路から山道を降り、少し歩いたところにその滝はあった。
細い滝が左側、幅のある滝が右側にある。
どちらもそれほどの高さではないが、様になる大きさと言えばいいか。
滝の水に洗われてさまざまな小石が水際にあった。
「いいがあそこにも、ここにも」と拾う。
石をハンカチに包む。そのまま拾いつづけた。

「だめ、石の持ち帰り」とシェフ・ゴロタン。
「こういうところの石を拾うとレイがついてくることがある」そうである。
仕方なく、ポケットから取り出し石を元に戻した。

これがテレビドラマだったら、
<全て捨てた筈の石だったが、一個の石がまだポケットの片隅に残っていた。
この主人公はその石の存在を知らないで持ち帰ることになる。
帰る主人公の後姿をじっと見ているなにものかの気配・・・。>
よくある再現ドラマである。

そして、他国の石。
目の前にスフィンクス、背後にピラミッド。実際に見ると言葉を失う。
その姿、俯瞰(ふかん)、熱さ、空気、色、光線を目に刻む。
エジプト人の夫婦が腰を折り、地面の何かを拾っている。
見渡せば粉状の黄土色の砂地。けっこう、ゴミも混じっている。
ピラミッドのあるギザは街に近く、多くの観光客による汚れも多い。
その砂地に小石が所々に落ちている。
「そうか、拾っていいんだ」
エジプシャンのまねをする東洋人。
姿形の良さそうなを拾い、
「ふぅー」と吹いて、息でほこりをとばしたのは数年前のこと。
その時の小石が部屋の戸棚に飾る小ビンに収まっている。
幸いなことにエジプトの<ファラオの呪い>は
未だ、ない・・・ように思える。

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( エジプト ギザ  2005年12月撮影 )

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