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2007年4月30日 (月)

イナカーナ あるいは ローマ のジェラート

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イナカーナ州にある< 山居倉庫 >へ行った
客人を案内することのないイナカーナの観光地見物は久しぶりだった。
世間はゴールデン・ウィーク。山居倉庫の駐車場はすでに満車となっていた。
有名なケヤキ並木は夏は倉庫への西日を、そして冬は激しい季節風をやわらげる。
今や、そのケヤキも樹齢百十数年になろうとしている。
倉庫の黒板とケヤキの新芽のみどりが調和している。
米増産時代の役割を終えた山居倉庫は、イナカーナの
新しい観光スポットにリニューアルされている。
ここで、食べたのは <上喜元 純米酒 大吟醸> のジェラートである。
口に入れると純米酒の味がほんのり広がる。大吟醸かどうかは・・・
よくわからないが、大奥ふうに言えば「美味でございます」。

2年前の11月、夕方のローマでのこと。
東洋人であるバール(喫茶、居酒屋みたいな存在)の前で迷っていた。
「イタリアに行ったら、ジェラートでしょ」 誰もが言う。
ジェラート食べるか」 東洋人はハムレット状態だった。
バールに入って、どうやってお金を払えばよいのか。
注文前か、後か、誰に払えばいいのか。
店内のジェラート前に群がるローマ人の子供に仲間入りしてよいものか。
店の前を行ったり来たり、峻巡すること30分。
胃を(正しくは意を)決してバールのドアを押した東洋人。

バニラ、ピスタチオ、ダブル」繰り返すが、ピスタチオが通じない
通じないので、身振りで示す。やっと受け取り、番台のような場所にいる人に支払う。
店内の東洋人は私だけ、異邦人の旅人は外へ出た。
やっと手に入れた、ジェラートじっと見る

寒くても、美味でありました。人はジェラートひとつで感慨深くなれる

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( ローマ市内 05年11月撮影 )

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