2012年2月 2日 (木)

風の夜 スコップの朝 

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風の夜が明けると、郵便受けは吹雪いた雪に覆われていた。玄関先から道路までの深い雪には新聞配達の足跡だけが残っている。防災無線からは何度となく、除雪の遅れと交通への注意のアナウンスが流れた。そして、私はライフラインの確保のためスコップを握った。

それでも一日一日少しずつ、太陽が早く登りはじめている。
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2012年2月 1日 (水)

真冬日3日目

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真冬日3日目。旅のラクダが見当たらない。
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2012年1月31日 (火)

ドイツから・・

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1月早々に注文したレコードがドイツから届いた。あまり遅いので、売り主に問い合わせたらドイツも日本も郵便事業はよく整備されており、大丈夫だと返事があった。

このレコードには保険を付けてある。行方不明になったら確か35ユーロの賠償になる。しかし、賠償よりレコードの方が遥かに高額である。不明は困る。

問い合わせをして三日後、レコードは届いた。確かに両国の郵便事業はよく整備されていた。ダンボールの上、赤いストライプ地にワイングラスの印刷があった。たぶん、「ワッタラ メッチャ オコルデ!」と書いてある。
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2012年1月30日 (月)

2日目

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真冬日、2日目。ツララは現状の維持に、私は雪かきに務める。深夜、寝静まった家の廊下を歩く心地よさ。エスキモーに生まれていたら、やはり冬場の猟に行きたい。

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2012年1月29日 (日)

外は雪・・

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その時は最高だと思い読んだり見たりしていた作家の作品が後年つまらなくなることは多い。脚本で言えば倉本や山田が私の場合はこれにあたる。彼らが盛りの頃、矢継ぎばやにオンエアされていたドラマを感心と期待を持って見ていた。

元々、彼らの書く物語や語り口といったものは抜きん出て個性的だった。彼らが描く登場人物たちは高度成長という時代に背を向けたり、その時代の若者に問いただす中年たちだったりした。時代への問いかけがドラマになった。

そして、オンエアされる彼らのドラマも極端に少なくなったがそれ以上に見ることをしなくなった。たぶん、言いたいことがくどかったり、何を今さらだったりと思うことが多くなったからだ。それでも作家は作家である以上、書き続け、時代を語り、口を開かなければならないとも思う。

個性というのは難しい。窓の外の吹雪きを眺め、ケーキを口に運びながら視聴者である私は好き勝手なことを言う。
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2012年1月28日 (土)

真冬日

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最高気温が-1.3℃という真冬日になった。街へケーキを買いに行って、箱に貼られた<要冷蔵>シールに笑う。ストーブのない部屋や廊下はすべて冷蔵庫よりさらに冷たい。
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2012年1月27日 (金)

目の乾燥

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また、ドライアイになった。よく、ドライアイになる。2年に一度の割合である。本はあまり読んでいなかったのでパソコンの影響が大きい。意識して瞬きを増やすように、目薬をサボらないように。そして、よく泣くように。
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2012年1月26日 (木)

ノミネート

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アメリカのアカデミー賞、ノミネート作品が発表になった。去年見た、好きな監督でもあるテレンス・マリックの<ツリー・オブ・ライフ>が作品、監督、撮影賞でノミネートされている。だが、この作品はマリックの“頭でっかち”な映画なので作品と監督では受賞することはないと見ている。撮影賞だけが可能性としては高い。

発表は2月26日。他のノミネート作品は全て未見なので、受賞予想は不可能だぁ。

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2012年1月25日 (水)

フツウの蜜柑

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フツウの蜜柑を買いに行ったフクミミが持ち帰った蜜柑は果たして伊予柑であった。

たぶん、フクミミはダンボール箱に印刷されているイラストを見てフツウの蜜柑だと判断したのだろう。フクミミにとって頭の中にある蜜柑像はよく食べるフツウの蜜柑一種類だけである。

それでも間違いを認めないフクミミは昭和ヒトケタ生まれの男であった。

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2012年1月24日 (火)

日が沈んでゆく

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ずいぶん長く本をまともに読んでいない。12月の大掃除頃からになる。さて、ミステリー、時代もの、どこから始めようか。

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